ガレージシャンソンショー「ガレージシャンソンショー」(2003年)

ガレージシャンソンショー – ガレージシャンソンショー (2003)

ガレージシャンソンショー「ガレージシャンソンショー」(2003年)

ガレージシャンソンショーは、山田晃士と佐藤芳明によるヴォーカル/ギター・アコーディオン・デュオのガレージシャンソンショーが、2003年にキング・レコードよりリリースしたファーストアルバム。ガレージシャンソンとは、シャンソンだがそのブルジョアジー的要素を排除し、内面をさらけ出す彼等独自の表現法のようだ。それをたった二人だけで表現するのがコンセプト。時に拡声器を使い、タブラマシンを入れてみたり、ピアノを取り入れたりもするが、トラは入れない。二人だけで、ガレージシャンソンを演奏するのだ。

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シャバン・バイラモヴィッチ「ア・ジプシー・レジェンド」(2001)

Šaban Bajramović – A Gypsy Legend (2001)

シャバン・バイラモヴィッチ「ア・ジプシー・レジェンド」(2001)

「ア・ジプシー・レジェンド(A Gypsy Legend)」は、シャバン・バイラモヴィッチ(Šaban Bajramović)が2001年にワールド・コネクションよりリリースした作品。編曲及び演奏は、モスタル・セヴダ・リユニオン(Mostar Sevdah Reunion)。モスタル・セヴダ・リユニオンのプロデューサー、ドラギ・シェスティッチ(Dragi Šestić)が、ユーゴスラビア紛争の余韻の残る中、6か月に及ぶ捜索の末にシャバン・バイラモヴィッチを見つけ出し録音にこぎつけた。

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見砂直照と東京キューバン・ボーイズ「オン・ステージ~日本の古典芸術~」(1972)

東京キューバン・ボーイズ – オン・ステージ~日本の古典芸術~ (1972)

見砂直照と東京キューバン・ボーイズ「オン・ステージ~日本の古典芸術~」(1972)

「オン・ステージ~日本の古典芸術~」は、見砂直照(みさごただあき)と東京キューバン・ボーイズが、1972年に日本コロムビアよりリリースした作品。東京キューバン・ボーイズの名称を越えて、キューバ音楽に止まらず更なる表現を追求していった意欲作で、日本の古典や民謡を当時最新の方法論を用いて表現している。全曲の編曲を担当しているのは前田憲男。2012年12月5日に日本コロムビアの「Dig Deep Columbia」シリーズの第3弾として初CD化された。「Dig Deep Columbia」シリーズ第3弾では、見砂直照と東京キューバン・ボーイズ「Holiday In Okinawa 組曲”あがらうざ” ~沖縄民俗詩~」(1971年)も同時リリースされている。

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Art Blakey & JM_1960_Like Someone In Love

Art Blakey & The Jazz Messengers – Like Someone In Love (1960)

Art Blakey & JM_1960_Like Someone In Love

「ライク・サムワン・イン・ラブ」は、アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズが、 Englewood CliffsにあるVan Gelderスタジオにて、1960年8月7日と14日に録音した作品である。 しかし、本作がBlue Noteレーベルよりリリースされたのは1966年で、タイムラグがある。 本作でのジャズ・メッセンジャーズ構成メンバーは、リー・モーガン(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、 ボビー・ティモンズ(pf)、ジミー・メリット(b)、アート・ブレイキー(ds)である。

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金井克子 – 他人の関係 (1973)

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「他人の関係」は、金井克子が1973年にCBSソニーよりリリースしたアルバムで、同年3月にリリースされたEPが大ヒットとなった同名曲「他人の関係」を含む、A面:オリジナル曲6曲、B面:カヴァー曲6曲から構成されている。1994年にSony Recordsより「CD選書 他人の関係/金井克子」としてCD化されている。

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Jo da Babylonia – Beauty & Stupid (2013/11/19)

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小洒落た人の集まる気取った街は、11月にもなると、クリスマスの準備で忙しそうだ。 大掛かりで派手なイルミネーション、巨大なツリーや雪だるまにサンタクロース。 赤と緑と金色が、ライトアップされた光に照らされて目に飛び込んでくる。 冷たい風が吹く中、行き交う人達は、暖かそうなコートを身に纏い、談笑しながら歩いている。 生活の匂いのしない、この小綺麗な雰囲気が、現実を忘れさせ刹那の安堵を与えるのだろう。 ここはテーマパーク。行き交う人の街。住人には外来者をもてなす義務があるのだろう。 大通りから裏路地に入り、地下へ降りると、現実に引き戻された思いがした。

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Jo da Babylonia – Beauty & Stupid (2013/09/08)

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そこへ向かおうと家のドアを開けると、今にも泣きだしそうな陰鬱な天気だった。 間もなくすると、小雨は激しい大雨となった。お洒落を気取った人達が集まる街で、 着飾った人達が、不意の大雨に一張羅を台無しにする様は、どうにも気の毒だった。 道は川のようになり、人気の無くなった大通りをぽつねんと歩いて、店に入った。

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Salud!! Vol.22 – Carta de Aoi Hyuga

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日向葵 Aoi HyugaがSalud!! vol.22でまわした音楽を以下にご紹介致します。Salud!!主催のKonpex氏から選曲のお話を頂いた時、「何をかけても良い。」という事でした。「そんなことを言ったら、カラオケを流して歌っちゃうよ!」と申し上げたら、「それもありですよ。」と言われました。「自由だな。」と思いました。

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青江三奈 – 盛り場の女を唄う (1974)

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「盛り場の女たちを唄う」は、青江三奈が1974年にビクターよりリリースした作品。ブルースを中心に、タイトル通り、盛り場の場末感溢れる楽曲が、青江三奈のハスキーヴォイスによって歌われる。正に、酔客接待の日々に疲れた夜の女性が、酒焼けした声に己が情念をぶつけているようである。そこにしっとりと彩を添えるのは芥川隆行のナレーション(MC)。甘く切なく、そしてクサイ台詞を淡々と語るその調子は艶やかで、艶めかしい歌に盛り場の虚しさを唄う枯れた青江三奈の歌唱と好対照である。バックを務めるのはビクター・オーケストラ。

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Besh o droM – Ha Megfogom Az Ördögöt… (2005)

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「Ha Megfogom Az Ördögöt…(英語名:Once I Cath The Devil…)」は、Besh o droM(ベシュ・オ・ドロム)が2005年にリリースした、4作目となるアルバムである。ベシュ・オ・ドロムといえば、ハンガリーの民族音楽であるNepzene(ネプゼネ)を、ロックやファンク、スクラッチや打ち込みを使って現代的に表現するバンドだが、アルバム毎にその表現のアプローチもちょっとずつ違っている。今回のアルバムは全12曲中8曲が歌もので、メンバーのSzalóki Ági(サローキ・アーギ)とゲストのMiczura Mónika(ミツーラ・モニカ)による特徴的な2人の女性ヴォーカルをメインに持ってきた歌謡作品に仕上がっている。

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