セザリア・エヴォラ (Cesaria Evora)
カポ・ヴェルデ モルナ/コラデーラ歌手
セザリア・エヴォラ(1941〜)はアフリカ西海岸のセネガル
から西に450キロ程行った大西洋に浮かぶ島カーボ・ヴェルデ
のサン・ヴィンセンテ島ミンデロで生まれた。
そのすばらしい歌声と魅力的な容姿でセザリア・エヴォラは直
ぐ注目を浴びた。しかし歌手になるという夢はなかなか果た
されなかった。
歌手のバナとカーボ・ヴェルデ女性協会はそれぞれ彼女を招き
リスボンで録音させようとしたが、一人のプロデューサーも
興味を示さなかった。1988年、カーボ・ヴェルデの血を引く
若いフランス人ジョゼ・デ・シルヴァがパリでのアルバム製作
を持ちかけた。セザリア・エヴォラはその時47才。失う物は
何もなかった。まだ見ぬパリに想いをはせて、この申し出を
快諾した。
以来、カーボ・ヴェルデの2大音楽であるモルナとコラデーラを
世界に向けて歌ってきた。モルナはポルトガルの音楽ファド
の影響を受けた音楽で、「ソダーヂ」と呼ばれるポルトガル
語特有の語感「失ってしまったものを想う甘美なる哀愁」を
歌うスローテンポな曲。一方、コラデーラはアップテンポな
ダンス曲。
幾度もグラミー賞にノミネートされ、ついに「Voz D'Amor」で
グラミー賞を得た。セザリア・エヴォラ、遅咲きの歌姫は今、
国連の機関である世界食料機構(WFP)の大使も勤め、
その才能をアフリカのために尽くしている。
<レビュー掲載作品>
![]() Cafe Atlantico |
セザリア・エヴォラ1999年の作品。パリとハバナで録音が行われ、現地のキューバのミュージシャンを登用して録音に臨んだ。編曲はジャキス・モレレンバウム。「ソダーヂ」溢れるモルナに、ダンソンやボレロのリズム。少なからず違和感を感じるが、新しい試みといえるのかもしらない 詳細ページは → こちら 購入ページは → こちら |
![]() Voz D'Amor |
セザリア・エヴォラ2003年の作品で、パリにおいて録音された。カボ・ヴェルデ諸島に根付くモルナとコラデーラの音を西洋音楽界に伝える伝道師として、確固たるものを築き上げた作品といってよいだろう。第46回グラミー賞受賞の大傑作アルバム。 詳細ページは → こちら 購入ページは → こちら |
<関連サイト>
Cesaria Evora
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