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Lajko Felix / Lajko Felix

  
World-East Europe-Roma(Gypsy) Music: ★★★☆☆


ほとばしるインプロヴィゼーション。激しくも切ない東欧の響き。

ライコー・フェーリクス、1997〜2002年までのライブや サウンド・トラック用の曲の中から、未発表曲を収録した作品。

北はロシア、東はアジア、南はアラブ、西はヨーロッパと、 多くの文化圏に隣接する東欧。様々な文化に身近なこの地域は 最もエキゾチックで多彩な才能が花開く魅力溢れる場所である。

ライコー・フェーリクスが生まれたのはハンガリー国境に近い セルビアはヴォイヴォディナ州のスポティッツァ。 アジア系マジャール人の住むハンガリーとスラブ系セルビア人 の住むセルビア両方の文化が混在する町である。

音楽に関して言えばハンガリアンクラシック、セルビアの民謡、 トランシルヴァニアの民俗音楽、ロマ(ジプシー)のメロディー。 これらの音が同時に響きあう極めて豊かな音楽文化に恵まれた 土地ということができる。

1974年に生まれたライコー・フェーリクスは12才になって 初めてヴァイオリンを手にする。そして、1980年代の半ばに ドレッシュ・カルテットやボリス・コバッチとの共演で腕を磨き、 伝統を踏まえた上での斬新で先鋭的かつ激情ほとばしるプレイ スタイルを確立していく。

東欧での演奏活動はやがて世界規模の活動へと発展していき、 ボバン・マルコヴィッチオルケスタルとの共演に至って、 激しい金管楽器との共演作「Crni Voz (黒い汽車)」を生む。 (この作品は「 The Best Of Hungarian Music」にて聴く事が出来る)

本作はライコー・フェーリクスの激しくも情感溢れるメロディ、 そしてインプロヴィゼーションプレイから東欧の豊かな文化を 間近に感じることが出来る傑作である。 まだ若いアーティストだけに将来に大きな期待を抱きたい。

1.Stralling
2.Sleeping
3.Getting Started
4.Walking Up
5.Hooray
6.To Love
7.Busting the Bank
8.Runaway autumn
9.Bicycle
10.Foamy Island
11.Singin'
12.Never More


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ヨーロッパ-ロマ(ジプシー) | Comment(0) | TrackBack(0) | 2005年12月23日  posted by 日向葵
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