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ミージア (Misia)

  

ミージア (Misia)

ファド歌手

ミージア(1952〜)はポルトガル北部の港町ポルトに生まれた。 父はポルトガル人で、スペインのカタロニア出身の母は古典舞踊の ダンサーだった。ミージアは幼少期からクラシックバレエを習い、 エディット・ピアフを好み良く聞いていたという。

1974年、ポルトガルでアントニオ・サラザールからマルセロ・カエターノ に至る独裁政権がカーネーション革命によって崩壊した時に、 ミージアは母の郷里であるスペインのバルセロナへと旅立った。 以来スペインを中心として活動し、後にこの地でファドを歌うようになった。

一方ポルトガルにおいて、独裁政権(エスタド・ノヴォ)下で 擁護されていたファドは 軍事政権を象徴するものとして強い風当たりにさらされ、次第に 廃れていった。その動きは非常に大きなもので伝説的ファド歌手 アマリア・ロドリゲスですら旧体制の人物として一部で非難される 事態となっていた。

革命後20年が経ちポルトガル本国のファドに対する偏見が収集した頃、 いやむしろEU統合に伴い自国文化復興の動きが盛んになり、 ファドが再発見されてきた頃ミージアはポルトガルに帰国する。

空白の20年間。そして唯一無二といわれたアマリア・ロドリゲス の存在を背景に、現代に伝統的なファドを甦らせたファディスタ、 それがミージアなのである。

ファドはアマリア・ロドリゲスを引き継ぐ新たなるミューズを得た。


<レビュー掲載作品>

ミージア / ファドの女
Tanto Menos Tanto Mais
ミージア、1995年録音のセカンドアルバム。古典的なリスボンファドスタイルでポルトガルのアルマ(魂)に迫った傑作。ヴィットリーニョ・サローメの曲が3曲トラックされている本作は前作の解釈を更に進めた正当なファド作品である。

 詳細ページは → こちら
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ミージア / リスボン・センチメンタル
Garras dos sentidos
ミージア、1998年発表の4作目。ポストアマリア・ロドリゲス世代のファディスタの中でも伝統的なファドに取り組むミージアが、ピアノを使った斬新な切り口でファドに臨んだ意欲作。「ファド・ド・レトルノ」ではその聴き比べが出来る。傑作。

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ミージア / それぞれの情熱
Paixoes Diagonais
ミージア、1999年録音の5作目。自身歌手として充実し世界的ファド歌手として名声を確立した時期に発表された作品。古今の詩人の作品を取り上げ、リリシズム溢れる楽曲に仕立て上げている。ファドの豊穣な可能性を感じさせる作品。

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<オフィシャルサイト>
Misia Official Website

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プロフィール/バイオグラフィー | Comment(4) | TrackBack(1) | 2006年01月04日  posted by 日向葵
この記事へのコメント
TBいただき有り難うございます。私もファドが大好きで、ブログのコメントの流れの中で今回はチョット書きました。また近日中に、記事にして書く事もあるかと思います、その時にはまたおいで下さい。(*'_'*)こちらも私が好きな楽しい音楽が沢山あります、ステキですね。また伺います♪
Posted by ちぇぶらさん at 2006年01月17日 18:50
トラックバックありがとうございます。今でも、元気がなくなると、ミージアを聴いて、より落ち込んで、そのあと、元気になっております。バルバラは懐かしい、そういう想いで、ブログを書いてしまいました。
Posted by ヒサダ at 2006年01月17日 23:20
●ちぇぶらさん さん、こんばんは。
ファドの魅力は多くの日本人の共感を誘うものではないでしょうか。サウダーデの意味する言葉が日本語になかったとしても海に面した国同士どこか近しいものがあると思います。それだけに多くの方に聴いていただきたい音楽だと思います。よろしかったらまたお越し下さい。お待ちしています。
Posted by ponty (管理人) at 2006年01月20日 01:09
●ヒサダさん、こんばんは。
ミージアの歌は伝統的なファドを踏襲していると言われますが、アマリア・ロドリゲスとも違った彼女なりの個性を前面に押し出したものとなっています。聴いた瞬間それと分かる歌唱は歌手としてこれに勝るものはないのではないでしょうか。マネのみからは何も生まれません。ファドの新時代を築いたという意味でミージアはまさしくアマリア・ロドリゲスを引き継ぐ者だといえるのかもしりません。
Posted by ponty (管理人) at 2006年01月20日 01:15
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Excerpt:  バルバラとジャック・ブレルを聴いていたのは、レコード盤の時代、何度も繰り返して針を置いたり、揚げたりしているうちに、盤自体に、ざぁざざぁっと、これはもう、わたくしの不注
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Tracked: 2006-01-17 23:16