アマリア・ロドリゲス(Amalia Rodrigues)
ファド歌手
アマリア・ロドリゲス(1920〜1999)はポルトガル首都リスボン
に生まれた。両親はポルトガル中東部出身で、少女期は貧しい
生活を余儀なくされた。しかし将来の大歌手は幼少期からその
片鱗を見せていたのか良く歌を覚え歌うのも上手かったという。
やがて一家の家計を支えるため様々な仕事に就いたが、18才
の時に一流のナイトクラブ「ファドの家(Casa do Fado)」に
出演し反響を呼んだ。
アマリア・ロドリゲスは「ファドの家」を登竜門に当時ファディスタ
の活躍の場を「ファドの家」と両極し担っていた、ミュージカルの
分野でも成功を収め、ファド歌手として認められるようになった。
やがてアマリア・ロドリゲスは主演映画が作られる等ファド歌手
として以外に大衆的な人気も博するようになり一種のカリスマ
となった。しかしファド界において孤高の存在となったことにより
その後継者が育たなかったという反面も持ち合わせている。
1974年、サラザール〜カエターノの独裁政権が崩壊すると、
政権下で国家的歌謡として擁護されていたファドは、氷河期を
迎える事になる。国民的なカリスマとして周囲の視線を集めた
アマリア・ロドリゲスでも批判の対象に挙げられる事があった。
しかしその後20年の時を経てEU統合の動きの中、自国文化
再興の兆しが出てくるとポルトガルにおいても若者を中心に、
ファドを再評価する動きが現れ、ミージアや
ドゥルス・ポンテス
カティア・ゲレイロ等がアマリア・ロドリゲスの後を引き継いだ。
アマリア・ロドリゲスの魅力はファドの魅力といっても過言では
ないだろう。そのメリスマティックな歌唱はサウダーデを表現し
聴く者の情緒を刺激して離さない。歌詞の持つ情感を音へと
導くアマリア・ロドリゲスの歌唱は亡くなった今も生き続ける。
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1987年の作品。一曲目の「Naufragio(難破船)」が始まるやすぐ悲しみの境地に追いやられる。ヴィオロンとヴォイスの掛け合い/共演がかもし出す特有の雰囲気は大西洋を望む波止場をイメージさせるに十分。出会いと別離、海に生きるさだめを感じる。 詳細ページは → こちら 購入ページは → こちら |
![]() ファドの魂 -永遠のアマリア・ロドリゲス- |
アマリア・ロドリゲスの2枚組ベスト盤。ファドを代表する歌手アマリア・ロドリゲスの魅力に代表曲を通して触れる事が出来る作品。解説も丁寧でファド初心者から上級者まで満足できる内容であろう。CCCDなのがネックだが、それ以外に問題点は無い。おすすめ。 詳細ページは → こちら 購入ページは → こちら |
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語る「このおかしな人生」 アマリア・ロドリゲスのドラマティックな人生を豊富な写真と共に綴った評伝。貧しい生い立ちからファドの代名詞となる過程をディスコグラフィーと共に紹介。V´itor Pavao Dos Santosの原著を近藤 紀子の翻訳で再現した佳作。 購入ページは → こちら |
Amalia: uma estranha forma de vida
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ファドは、大好き、お気に入りです。
ファドは日本ではまだまだマイナーな音楽かも知りませんが、聴いてみれば多くの方の賛同を得る音楽ではないかと思っています。このサイトの啓蒙活動が少しでもその役割を果たすことが出来たら光栄だと思います。