Rock : ★★★★☆
一転してデヴィッド・シルヴィアンの目指したものとは
デヴィッド・シルヴィアン、1984年発表の初のソロアルバム。
1982年、5年に渡るジャパンでの活動に終止符を打ち、YMOの
坂本龍一とコラボレーションアルバム「バンブー・ミュージッック」、
「禁じられた色彩」をはさんで発表された、デヴィッド・シルヴィアン
初となるのソロアルバムが本作「ブリリアント・トゥリー」である。
内省的なジャパンの作風から一転して、外部へ放出されるような
すさまじいエネルギーを持ったロックに仕上がっている。しかし、
やはりというか当然というか毒のあるポップなアプローチは健在。
どこかメランコリーで危うい感じは相変わらずといったところ。
デヴィッド・シルヴィアンにいわせると、ジャパンでの経験によって
自己を見つめなおす試みは完了。それ故にジャパンは解散した。
しばらくは放心したような状況が続いたが、坂本龍一との作品に
携わることで、新たな道、すなわち外部へ目を向けあらゆるものを
吸収し自分の物としていく工程へ踏み出す事に成功した。そして
この事こそが、ポストジャパンとしての活動そのものなのだ。と。
メンバー構成は、セッションミュージシャンの使用を敢えて避け、
坂本龍一、ジャパン以来の盟友ジャンセンやバルビエリといった
近しい、そして創作意欲に溢れた人材を積極的に登用している。
本作のベストチューンは4曲目「Red Guitar」ではないだろうか。
危うい均衡の元に成立した観念とでも表現すべきなのだろうか。
デヴィッド・シルヴィアン特有の情感を持つこの曲は本作品から
シングルカットされた「Red Guitar」「The Ink in the Well」
「Pulling Punches」の中で最高位の全英チャート17位を記録
している。(ちなみにアルバムは全英チャート最高4位)
| 1.Pulling Punches 2.The Ink In The Well 3.Nostalgia 4.Red Guitar |
5.Weathered Wall 6.Backwaters 7.Brilliant Trees |
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リンク1:ブリリアント・トゥリーズ
リンク2:ブリリアント・トゥリーズ
リンク3:ブリリアント・トゥリーズ
リンク4:ブリリアント・トゥリーズ
リンク5:ブリリアント・トゥリーズ
リンク6:ブリリアント・トゥリーズ
リンク1:ブリリアント・トゥリーズ
リンク3:ブリリアント・トゥリーズ
リンク5:ブリリアント・トゥリーズ

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体調の方はよくなられましたか?
急にお休みされていたので心配していましたが、また素晴らしいレビューが見れて嬉しいです(^^)
勝手ながら、今日私のメルマガでこのサイトを紹介させてもらいましたのでご報告ですm(_ _)m
http://happymusic.mond.jp/archives/20060113_0028.php
まああまりたいしたことじゃないですが^^;
サイト移転のお祝い(?)ということで。
体調には気を付けて、頑張ってくださいね〜
ご心配おかけして申し訳ありませんでした。おかげさまで体調も良くなりレビューの更新も再開できました。メールマガジンでご紹介いただきありがとうございました。随分紙面を取っていただいていたので恐縮しています。お礼をしたいのですがネット広告ツールに関する知識が少ないものでままなりません。どうかお許し下さい。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
デヴィッド・シルヴィアンはどの作品をとっても、期待を裏切らない稀有なアーティストだと思います。勿論大好きなアーティストです。
又拝見させて頂きますね。
こちらに掲載のアーティストはほとんど知らない方ばかり、勉強させていただきます。
TBありがとうございます。
こちらからもTB発射させていただきました。
JAPANもそのメンバーも、どのアルバムも好きですが、コレに関していえば『Red Guitar』なんか◎です。
D・シルヴィアン、この先もどんどん予測つかないところに行っちゃうんでしょうかね??(w)
本当ですよね。ロックは浮き沈みが激しいジャンルですので、同じアーティストでも当たり外れが結構あるジャンルであるといえるかもしりません。その中で毎回リスナーを納得させるデヴィッド・シルヴィアンの音楽性は普遍性を有しているとすら感じられます。
ブラジルの音楽は日本ではサンバ・ボサノバ位しかあまり知られていない現状がありますが、非常に豊かで幅広い音楽が展開されています。広い国土に雑多な文化が融合している結果なのでしょうか。詳しくはまだ勉強中ですが、このことはブラジル以外の南米諸国を見てみてもそうでしょう。少なくとも現地民族、アフリカ、スペインもしくはポルトガルの文化が存在する訳でこのミクスカルチャーが豊かな芸術を花開かせているのでしょう。とても面白い国ですよ。
「何にも知らない」というのもとっつきにくいもの。少しは知っているアーティストがいる方が入り込みやすいですよね。ブログ運営に関してとてもためになるコメントです。ありがとうございました。
「Red Guitar」は名曲ですよね。自分も「Brilliant Trees」の中で最も好きな曲です。正にどこに行ってしまうのか分からない危うさみたいなとこがデヴィッド・シルヴィアンの魅力でもありますよね。これからも楽しみです。