World-France-Pops : ★★★★☆
サラヴァレコードトップの放つ珠玉の名作
ピエール・バルー1977年発表の、3作目となるフル・アルバム。
外交官としてパリに赴任していたヴィニシウス・ジ・モライスとの接触
から、ブラジル音楽の中でもボサノヴァを中心とした音楽へ傾倒した
ピエール・バルーはフランス語で歌うフレンチボサノヴァを提唱した。
本作品ではブラジルMPB界を始めとして、ブラジル文化を代表する
存在といえるシコ・ブアルキの「仮面の夜」をカバー。「仮面の夜」は
カエターノ・ヴェローゾの実の妹で歌手であるマリア・ベターニアとの
デュエットが有名な曲だが、ピエール・バルーは妻ドミニック・バルー
とのデュエットで、健康的なメロディの中にどこか官能的な雰囲気を
出すアレンジを施し、彼らしい独自のフランス流ブラジリアンポップス
の世界を我々に提示して見せてくれている。
また、「テディの歌」や「水の中の環」(ボーナストラック)の作品群は
映画「男と女」以来の盟友のフランシス・レイとの共同作品である。
出世作以来息の合った仕事は時を越えた両雄の関係を思わせる。
サラヴァレコードの設立以来、コマーシャルでない真の音楽活動を
支援する活動を続けているピエール・バルー。プロデュース活動の
合間に残したまばゆい閃光を放つ珠玉の作品。どうぞお試しあれ。
| 1.ヴァイキング・バンク 2.何事も駄目な日 3.8時間は眠れる 4.高度 5.オー! アメリカ 6.仮面の夜 7.テディの歌 8.モンマルトルからピガールへ |
9.ジャッキーの歌 10.自転車 11.テニス 12.マージナル(アウトロー) 13.ロシニョール 14.水の中の環 15.迷い |
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ここにはワタシの愛聴盤もいっぱいありますなあ。^^
でも、本当に好きですわぁ。彼とピエール・バルーのコンビは…彼らの作った曲が私のブログ名でもありますし…(苦笑)
このアルバムのジャケ写って、なんか、印象深いです(未聴ですが、幾度か買おうと思ってウロウロと…笑)
好みが近い文章は読んでいて共鳴する楽しさがありますよね。また、好みが違う文章は「ああ、そうか。」と新たなる発見をさせられますよね。いろんな音楽を通して様々な視点で文章を書けるようになりたいと思います。よろしかったらまたコメントを残していってくださいね。
ピエール・バルーの作品はクセのあるのが特徴のような気がしますが、不思議とそのクセが段々と心地よくなってくるんですよね。しばらく聴かないと、ジワジワと聴きたくなってきます。