World-France-Pops : ★★★★☆
29歳、アルディの記念碑的作品。
フランソワ・アルディ1973年の作品。
10代にしてデビューしたフランソワ・アルディは音楽的才能に加え、
美貌も手伝いモデルや女優としても活躍していました。その後突如
1968年になってステージ活動からの引退を発表し、ステージから
姿を消します。しかし、音楽活動から完全に身を引いた訳ではなく、
ライブをしない代わりに1〜2年に1度のペースでアルバムを出すと
いう寧ろ熱心な音楽活動をしていきます。その'70年台のアルディ
が1973年発表したのが「私小説(Message Personnal)」です。
前作「私生活(La Vie Privee)」('73)がブラジルのミュージシャン
トゥーカによるプロデュースで、彼自身の自身の演奏も入っていた
少し異色の作品であったのに対し、同年すぐに発表された本作は
ミシェル・ベルジェをプロデューサーに迎え、ミシェル・ベルジェ作の
2曲を始め、セルジュ・ゲンズブールの映画音楽「ひとりだけの恋」
ジョルジュ・ムスタキの「夢物語」「愛の暮らし」等フレンチポップス
らしい豪華な顔ぶれとなっています。
フランソワ・アルディ自身、ミシェル・ベルジェを絶賛していた事から
も分かるように本作はミシェル・ベルジェの影響が非常に強く出た
作品といえます。フレンチポップスにカントリー風ロックテイストを
交えていく感じは、分かりやすく、でも飽きにくい、爽快なポップス
を創造します。そして野暮ったくなりがちな音作りの中で、完璧に
歌いこなすフランソワ・アルディのどこかアンニュイ(Ennui)な声。
音楽創作に没頭していた時期の濃密な作品。29歳のアルディの
記念碑といって良いかもしれません。是非お聴きになって下さい。
| 1.出逢い 2.夢に疲れて 3.ひとりだけの恋 4.夢物語 5.さよならの季節 6.愛の戯れ 7.あなたは空みたい |
8.愛の暮らし 9.かげろうの世界 10.告白1 “多分あなたを愛しています” 告白2 “私を捜しに来て” 11.私らしく |
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新年初の更新を終えたところです(爆
こちらのサイトにもリンクし直しました。
改めて・・・よろしくお願い致します。
引越しに伴うリンク貼り替えお手数おかけしました。こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いいたします。