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マルコス・ヴァーリ (Marcos Valle)

  

マルコス・ヴァーリ (Marcos Valle)

MPB歌手 作編曲家

マルコス・ヴァーリ(1943〜)は、ブラジルはリオ・デ・ジャネイロの 弁護士の父の元に生まれた。本名はマルコス・コステンバーダ・ヴァーリ。

裕福な家庭に育ったマルコス・ヴァーリは5才の頃からクラシックピアノを始め、 同時にブラジルやアメリカのポピュラー音楽を聴き多感な時期を過ごした。 1958年ヴァーリが15才の時、 ジョアン・ジルベルトによってボサノヴァ がもたらされ、マルコス・ヴァーリは一気にボサノヴァに傾倒した。

18才になり、ギターを習いに行ったホベルト・メネスカルにもその腕を認められた マルコス・ヴァーリは、音楽と法曹界とサーフィンの道の選択に大いに迷った。 しかし旧友のエドゥ・ロボに再開したことから、フェルナンド・ロボ、ドリ・カイミ やドリヴァル・カイミ、ヴィニシウス・ジ・モライス等と知り合い、 一気に音楽界に入っていくことになった。彼等の元にはバーデン・パウエルや シルヴィア・テリス、カルロス・リラ、ルイス・エサといったボサノヴァを 牽引していく人材が集まっていて、お互いに大きな刺激を与え合った。

1964年21才の時に「Samba Demais」でデビューを飾ると、編曲の エウミール・デオダートとのコンビで作品を量産。ボサノヴァの寵児となった。 アナ・マリアと結婚したマルコス・ヴァーリはセルジオ・メンデスの招きで アメリカへと渡ると、1966年「Summer Samba」がワルター・ワンダレイに カヴァーされ、アメリカでも注目を浴びるようになっていった。

1968年、リオ・デ・ジャネイロに戻ったマルコス・ヴァーリだったが、 ブラジルではボサノヴァは既に過去のものとなっており、 やがてサイケデリックポップスの方向に進んでいくようになる。そして、 「Previsao Do Tempo」を始め、数枚のアルバムを残し1975年、再び渡米する。

5年間アメリカに滞在する間サラ・ヴォーンやシカゴ等と共演した。 ブラジルに帰国したマルコス・ヴァーリはコンスタントに作品を残していったが 80年代後半から90年代前半には突如空白の時間が現れる。しかし、1993年の 「Tempos De Bossa Nova」で活動を再開。現在に至る。


<レビュー掲載作品>

Marcos Valle / Samba'68
サンバ'68
妻のアナ・マリアとの混声デュエットが美しいマルコス・ヴァーリ、1968年の作品。スピード感のある音に混声デュエットや独特のコードワークといったボサノバのエッセンスが織り込まれた絶妙な作品。ジャケットは古臭いが音は今聞いても新鮮。

 詳細ページは → こちら
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Marcos Valle / Previsao Do Tempo
Previsao Do Tempo
ボサノヴァの潮流に乗り、エウミール・デオダートとのコンビでアメリカで活躍を遂げたマルコス・ヴァーリ。ポストボサノヴァの動向としてブラジル帰国後に残した1973年の通算10作品目のアルバム。瑞々しいサイケデリックポップの世界が繰り広げられている。

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<関連サイト>
Marcos Valle

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プロフィール/バイオグラフィー | Comment(2) | TrackBack(4) | 2006年02月09日  posted by 日向葵
この記事へのコメント
はじめまして。
以前にトラックバックをいただきまして何度かこちらを拝見させてもらってます。
紹介されているのを見ると僕の好きな音楽と傾向が近いところがあるようで楽しいです。

マルコス・ヴァーリのこのアルバムには凄すぎてはじめて聴いたとき仰天しました。
天才というのはたとえばこういうのを言うんだろうな、と思いました。

またお邪魔します。よろしくお願いします。
Posted by musyt at 2006年02月09日 23:49
●musytさん、こんばんは。
マルコス・ヴァーリは多才さが伝わってきますよね。「Previsao Do Tempo」は正に衝撃的でした。
Posted by ponty (管理人) at 2006年02月10日 01:55
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