World-Brasil-MPB : ★★★★★
豪華メンバーとともに見る新しい回顧主義
ジョアン・ジルベルト、1980年の作品。
ブラジルに帰国したジョアン・ジルベルトは二人のアーティストに
内々に連絡をとった。そして出来上がったのがこのアルバムであった。
カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルの二人である。
ポストボサノバブームを引っ張っていったトロピカリスモの主導者
ジルベルト・ジルとカエターノ・ヴェローゾそれに妹のマリア・ベターニア
も加わったなんとも豪華なメンバーで録音された本作品のテーマは、
既に過去の音楽となっていたアリ・バホーゾやドリヴァル・カイミ
といった有名作曲家の曲を1980年にどう演奏するかということだった。
全ての曲がジョアン・ジルベルト自身によってプロデュースされ
4人の豪華メンバーの持ち味が遺憾なく発揮されている。
メキシコ放浪時代に作成されたアルバムはシンプルな構成で
荒涼とした世界が広がっていた。それはまるでジョアンの寂寞とした
胸のうちを語るような非常にドライなものであったが、
帰国後に作成された本作品は全く違う。オーケストレーションを加え
みずみずしい豊かな音楽世界が繰り広げられる。
以前自分は作成当時はいざ知らず、
ボサノバ以降のブラジル音楽とオーケストレーションは
現代的な観点からは相性が悪いのではないか?と思っていた。
しかし、この新しい見地での回顧的アルバムにおいては
オーケストレーションの素晴らしさがじわじわと感じてくる。
コンボ好きの方にも是非おすすめしたい作品。
| 1.Aquarela do Brasil (ブラジルの水彩画) 2.Desse Alguem (オール・オブ・ミー) 3.Bahia Com H (バイーア・コン・アガ) |
4.No Tabuleiro da Baiana (ノ・タブレイロ・ダ・バイアーナ) 5.Milagre (海の奇蹟) 6.Cordeiro de Nana (ナナンの子羊) |
Amazon紹介ページ

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これは欲しいCDの一つです(笑)。
煉獄のスナフキンさんのお返事にも書きましたが、いわゆるジョアン・ジルベルトの音楽とされているものとはちょっと違います。買ったばかりの時には「はずしたかな?」と思ったほどです。しかし、そのスタンスの違いに慣れるとこれほど心地良いものはないと思えるようになってしまうので不思議です。
スタン・ゲッツ風のボサノヴァでしたら「Getz/Gilberto」のほかにも「Stan Getz with guest artist Laurindo Almeida」等もおすすめです。よろしかったらお聴きになってみてください。
このアルバムは独特の雰囲気があって好きです。それはボサノバ時代のジョアン・ジルベルトでもなく、メキシコ放浪時代のそれでもなく、ブラジル帰国による区切りによってもたらされた一つの境地のようなものを感じます。どうぞお聴きになってみてください。
ブラジル系はまだほとんど聴く機会がなく、ここんところはボブ・マーリイを聴いています。
でもとりあえず、今日は社用で街に出たついでに「Getz/Gilberto」を1,500円也で買ってきました。
通勤の車の中で聴き始めましたが、いやあ、懐かしいです。
あの乾いた感じにほっとさせられています。
これからもよろしく。
お返事ありがとうございます。ここではジャンルを問わず広く浅くレビューを書いておりますのでよろしかったらまたいらしてくださいね。お待ちしています。これからもどうぞよろしくお願いします。
まったく関係ありませんが、こちらに失礼します。
麻里圭子さんへのラブレターありがとうございます(笑)。
最初彼女のコメントはメルアド付(現在彼女の希望で消去済み)でした。どうも本当に本人からのものと思われます。
もう返信きてますよ(笑)。コメント欄は完全開放しますので、自由に愛を育んでください(笑)。
麻里圭子さんのお返事は拝見しました。すごいページになってきましたねw男性専門癒しのブログかもwあははwそれにしても御本人からのコメントとは本当にびっくりです。作品も聴いてみたくなりました。
詳しい理由は書けませんが、間違いなく彼女本人のコメントです。
シャレのわかる方なので、今後もお付き合いください(笑)
文章で意思を通わす面白い試みだと思います。なかなか内面を表現する場はないので読んでも書いても楽しいですw
邦題「ジョアン・ジルベルト/サンバ・ブラジル」CD化されている事がわかりませんでした。僕の持っているLPも良いのですが、予備にCDが欲しかったのでこの情報とてもありがたいです。ところで、pontyさんのお名前は知っていましたが(マクシミリアンさんの所で)訪問は初めてです。とても充実したブログですね。お手本にしたいです。
この作品はすごく好きな作品ですが、買った当初は印象が薄かった気がします。久しぶりに聴いてみたりするうちにじわじわとその良さが分かってきたように思います。ジョアン・ジルベルトの、そしてブラジル動乱の過去を乗り切ってきた人物達の作る音を理解するには、当時大学生だった自分にはまだ早かったのかもしりません。ご指摘の通りこの作品はCD化されており日本盤も出ております。参考になったとしたらとても嬉しく思います。このサイトはマニア向けのサイトではないので、詳しい方には物足りないかもしりません。でも、浅くとも広く取り上げておりますので、この場で知る事になる情報もあるかもしりません。よろしかったら参考にしていただけたらと思います。