Jazz-baritone sax quartet/quintet : ★★★★☆
低音にして歌唱力のあるバリトンプレイ
ニック・ブリグノラ1997年の作品。
惜しくも2002年に亡くなったバリトンサックスの巨人。
ジェリー・マリガンと双璧をなす奏者といっても過言ではないだろう。
音楽一家に育ち独学でバリトンを習得する。後にバークリーでも学ぶ。
バリトンサックスのコンボというと構えてしまいがちである。
バリトンサックス自体が比較的マイナーな楽器であると同時に
ソロ楽器がこの1管のみという構成は正に硬派というより他はない。
前述の通りカルテット/クインテットといっても2管ではない。
リード楽器はバリトンサックスの1管のみで、リズム隊として
ピアノ/シンセサイザー、ベース、ドラム、パーカッション
が加わるという正に圧巻の構成だ。
ここまで見ると、熱くブヒブヒいうバリトンサックスが浮いた
ソロアルバムという印象を持つ方もいらっしゃるかもしらない。
まさにバリトンソロアルバムといった構成で熱い音もあるが、
それだけでないところがニック・ブリグノラのすごいところだ。
低音にしてこの歌唱力のあるバリトンプレイはなんだろう。
いい意味で期待を裏切るという言い方がふさわしい。
熱い曲あり、メロウな曲ありでメリハリのついたアルバムは
正に夏に聴くのにふさわしい暑くも爽快な音である。
| 1.Poinciana 2.Well, You Needn't 3.Sign Post 4.What'll I Do? 5.April Mist 6.I Don't Stand a Ghost of a Chance With You |
7.Upper Manhattan Medical Group 8.Airegin 9.When You Wish Upon a Star 10.Outside In |
Nick Brignola : baritone sax
Phil Markowitz : piano / korg x5 synthesizer
Steve Laspina : bass
Billy Hart : drums Cafe : percussion (1,5,9)
Phil Markowitz : piano / korg x5 synthesizer
Steve Laspina : bass
Billy Hart : drums Cafe : percussion (1,5,9)
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