World-Brasil-MPB : ★★★★★
円熟味を帯びてきたアナ・カランにMPBの将来を感じる
アナ・カラン、2001年の復帰作品。
話題を呼んだ前作「Sunflower Time」以来、育児を理由に
音楽活動から距離を置いていたアナ・カランの復帰作品。
アントニオ・カルロス・ジョビンからジャズのスタンダードまで
非常にポップな選曲でハッとさせられる。
音作り的には今までのMPBでもなく、ボサノバでもなく、
いわゆるジャズメンによるブラジリアンミュージックという感じ。
ギターはガットギターではないし、サックスのソロがあったりする。
ここまで書くと、ブラジリアンミュージックファンの方には
苦々しい思いをもたれる方もいらっしゃるかも知らない。
確かに、良くも悪くもブラジリアンミュージックというよりは
ブラジリアンミュージックライクといった方がいいかもしらない。
でも「Getz/Girberto」を避けてボサノバを語るのは出来ないように
この作品もジャンルを越えた普遍的な魅力がある。
前述のように7曲目「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を除いて
いつものアナ・カランのガットギターは聴かれない。
ここでギターを担当しているのはネルソン・ファリア。
彼のギタープレイは非常にクリアで、このジャズよりの作風に合う。
思わずアントニオ・アドルフォの娘カロル・サボーヤとのアルバム「Interpretam cancoes de Antonio Carlos Jobim」を思い出す。
ボーカルに専念したのは良い結果を生んだと思う。
少しずつ円熟味をもってきた歌声が生きる形となった。
ここのところ毎作品我々を驚かせてくれるアナ・カランだが、
今回もその作風にも完成度の高さにも驚きと納得をもたらしてくれた。
| 1.Desafinado 2.Blue Bossa 3.Triste 4.Corcovado 5.So Tinha de Ser Com Voce 6.Inutil Paisagem |
7.Fly Me to the Moon 8.Anjo de Mim 9.Telephone Song 10.O Vento 11.So Por Amor 12.Pura Luz |
Ana Caram : vocals ,rhythm guitar on track7
Nelson Faria : guitar Paulo Braga : drums
Daivid Finck : bass Joe Fitzgerald : bass
Cliff Korman : rhodes Paulo Levi : sax
Nelson Faria : guitar Paulo Braga : drums
Daivid Finck : bass Joe Fitzgerald : bass
Cliff Korman : rhodes Paulo Levi : sax
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このリンクから試聴を聴きました。
いいボサノバアルバムですね。
スタンダードナンバーをやさしく肩の力を抜いた感じで演奏しています。まさにラウンドミュージックという感じですねw多くの方におすすめできるポップな作品だと思います。
アナ・カランお好きなんですね、
私は一枚(それもかなり昔の)しか持ってませんが
今でもあれはかなりのお気に入りです♪
アナ・カランはアントニオ・カルロス・ジョビン最後の秘蔵っ子的な存在ですwポストボサノバムーヴメントにおけるボサノバの一翼を担っているといっても過言では無いでしょう。