World-France-Jazz-Accordion : ★★★☆☆
絶妙なバランスのデュオ作品
ボタンアコーディオンの名手リシャールガリアーノと、
ウッドベースの技巧派ロン・カーターのデュオ作品。
デュオ作品は無数にありますが、名盤にのみ感じられる
「とても2人だけで演奏しているとは思えない」
といった思いがまず浮かんでくる作品です。
リシャール・ガリアーノはフランス出身。
同じジャバラ楽器のバンドネオン奏者で
モダンタンゴの雄アストル・ピアソラに唯一認められた
現在世界最高と言われるアコーディオン奏者。
アコーディオンをして小型のバンドネオンに負けない
スピーディでダイナミックなプレイを見せてくれます。
ロン・カーターはアメリカのミシガン州出身。
マイルス・デイビスグループ(1963〜1968)を始め
セッションミュージシャンとしての活動、
音楽教育の現場での活躍が目覚ましい人物です。
ジャズ界屈指と歌われる彼のベースプレイは、
インテリジェンス溢れる奏法と超絶技巧で
ガリアーノのプレイを支えます。
一貫したコンセプトで作られたのがひしひしと感じ取られます。
こういう作品は一曲をピックアップするのは愚の骨頂でしょう。
アルバムを通して聴いてみて、感じ取ってみるのが良いでしょう。
最後に一つ難点を挙げるとしたら、デュオだけにいわゆる
「ロン・カーターのピッチの悪さ」が目立つということです。
この辺を気にする方は、購入される場合良く試聴することを
おすすめします。
| 1.Summer In Central Park 2.Spleen 3.Doom 4.Alee Des Brouillards 5.A Small Ballad |
6.Portrait Of Jennie 7.Ballade Pour Marion 8.Little Waltz 9.Des Voiliers |
Richard Galliano : accordion Ron Carter : bass
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