ブラジル-新世代派

Max De Castro / Max De Castro

World-Brasil-MPB : ★★★★☆
 
 
ブラジル新世代派の激流
 
マックス・ジ・カストロ、2005年のサードアルバム。

2000年のデビュー作「サンバ・ラロ」、 2002年のセカンド「オルケストラ・クラクストン」 に続く3年越しの待望の作品である。 とにかく最近のブラジリアンミュージックは凄い。 ワールドミュージックの1ジャンルとして位置付けるには 手狭な感じすら感じる充実した音楽性。その要因は このマックス・ジ・カストロの音を聴けば正に一目瞭然である。

すなわち、ブラジリアンミュージックを基調においてはいるが ロック、ジャズ、ソウル、ブレイクビーツなど様々な 音楽文化のミックスカルチャーそのものなのだ。 それも単なる融合作品ではない。各ジャンルが入り混じりつつも、 それぞれが明確な個性として具体的に表現されているのだ。

曲の中で様々なジャンルの音に移り変わっていく。 この事実が独特のグルーヴを生み出し、 官能的な音として聴く者を魅了するのだ。 もちろんブラジリアンテイストが その中で埋没しているわけではない。 サンバや、ボサノヴァ、MPBといった様々な ブラジリアンミュージックの特徴は色濃く現れている。

作編曲からプロデュースまで自身で行う マックス・ジ・カストロのスタイルは今回も健在だが、 ゲスト陣は毎作品豪華さが増していく感がある。 今回もトニーニョ・オルタやナナ・ヴァスコンセロス、 トリオ・モコトー、ジョアン・ドナート、ナソーン・ズンビ、 ロベルチーニョ・シルヴァ等。枚挙の暇の無い きらめくばかりのゲストが一人の天才の下に 1枚のアルバムを作り上げた。

本作は発売元のトラマレーベルのサイトで全曲無料にて試聴することが出来る。よろしかったらお聴きになってみていただきたい。

1.Ciranda ao Redor
 da Galaxia
2.A filha da Madame Sare
3.Silencio no Brooklyn
4.Stereo
5.Stratosfera
6.Iluminismo
7.Vontade de Potencia
8.Teia Dramatica
9.Pixinguinha Superstar
10.Sempre aos Domingos
11.Depois de Festa
12.Rosa, Um Samba
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posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2006年04月13日 | Comment(0) | TrackBack(1) | ブラジル-新世代派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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