Jazz-Piano : ★★★★☆
ポップな選曲の中にジャズの真髄が活きている。
マッコイ・タイナー、1994年のニューヨークにおける録音。
ソロからビッグバンドまで様々な形態で活動を続けてきた
マッコイ・タイナー。しかし、その音楽活動で本幹となっているのは
ピアノトリオによる演奏なのだという。
ジョン・コルトレーンバンドのピアノとして
リズムを支えていた頃からトリオの構想があったようで、
ナイツ・オブ・バラッズ・アンド・ブルース等の作品を残している。
しかし、この作品はいつものトリオとは少し趣が異なる。
クリスチャン・マクブライドをベースに迎え、
ジョシュア・レッドマン、アントニオ・ハートをサックスに、
といったように、より世代の若いアーティストとの
共演を果たしている。
常に変化を求めているマッコイ・タイナーの心意気が
ここでも見られているといった感じなのだろうか。
また、その曲目も注目に値する。ショパンのプレリュード4番を皮切りに
ベートーベンのピアノソナタ8番「悲愴」のトリまでの間に、
ヘンリー・マンシーニの「ひまわり」やミシェル・ルグランの
「シェルブールの雨傘」等、スクリーンミュージックまでトラックされて
いる。ちょっと独特な選曲といえよう。
非常にポップで聴きやすい。
しかし、その中にはジャズの真髄が活きている。
| 1.Prelude in E Minor(Chopin) 2.Loss of Love(ひまわり) 3.Contemplation 4.For All We Know 5.I Will Wait for You (シェルブールの雨傘) |
6.Soul Eyes 7.Smile 8.Good Morning Heartache 9.Piano Sonata No.8 (Beethoven「悲愴」) |
McCoy Tyner : piano
Christian McBride : bass Marvin"Smitty"Smith : drums
with
Joshua Redman : tenor sax Antonio Hart : alto sax
Swing Journal選定ゴールドディスク
Amazon紹介ページはこちら

(180).jpg)
banner_03.gif)
こういったマッコイもイイですよねー
結構ヘビーローテションの1枚です(笑)
ジョン・コルトレーン・カルテット時代のマッコイ・タイナーのソロ作品というと、「Nights of Ballads & Blues」も確かそうだったはずです。どちらもお気に入りのアルバムです。「Nights of Ballads & Blues」は最後が「The days of wine and roses」なんですよ。やはり映画音楽w
マッコイ・タイナー、素晴らしいですよね。良い意味でマッコイ・タイナーはその時々でいろんなことをやっておりますので、時代によって音が違うように感じるかも知りません。その辺も含めてどうぞお聴きになってみて下さい。