World-Canzone : ★★★★☆
今ブレヒトを聞くということ
ミルバは今までにも数多くブレヒトの歌を歌ってきましたが、
この作品で初めて吹き込まれた歌があるのもまた事実です。
まずは、簡単にブレヒトの紹介をします。
ベルトルト・ブレヒト(1898〜1956)はドイツの劇作家で
クルト・ヴァイルの作曲とのコンビで
「三文オペラ」を初め多くの戯曲を残しました。
その特徴は叙事詩的・異化効果などといわれるもので
批判的視点を持って観劇することを特長としています。
強いカリスマ性と、社会主義者であったことより
今尚賛否両論がありますが、その後の演劇界に
多大な影響を及ぼしたことは疑いのない事実です。
「ブレヒト再び」(本作品)では、
非常にシンプルな構成でブレヒトを歌います。
ピアノとアコーディオン、ギターなど。
それも合奏はあまりありません。
伴奏が非常にシンプルであることによって
ミルバの歌唱力が遺憾なく発揮されます。
混沌とした時代にあって再びブレヒトの詞を聴く事は
非常に有意義なことでしょう。
| 1.苦い恋の歌 2.その潅木に開いた七つのバラ 3.そのあと君のところを去ったとき 4.ハナ・キャッシュのバラッド 5.この世のやさしさについて 6.アプフェルベック~野の百合 7.世界の現状維持容認のバラッド 8.マリー・Aの思い出 9.自殺について 10.ビルバオ・ソング 11.スラバヤ・ジョニーの歌 12.コラール(救世軍歌) |
13.地獄の百合 14.お金の活気を与える働き について 15.ちぎれた糸 16.私に花をもってきて 17.マンダレー・ソング 18.ユダヤ娼婦マリーア・ サンダーズのバラッド 19.マドロス・ソング 20.ろくでなしどもの歌 21.若い娼婦の歌(ナナの歌) 22.墓碑銘1919 |
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