World-Brasil-Bossa Nova,etc : ★★★☆☆
メジャーレーベルに残されたボサノヴァの片鱗
ルイス・エンリキ(g,vo)が1967年にヴァーヴに残した作品。
英語の曲があったり世界市場を感じさせる部分がある一方、
エレンコレーベルなどの本格派ボサノバレーベルの録音を思わせる
ブラジルらしい泥臭さも兼ね備えている。
ボサノバスタンダードがトラックされている一方で、
8ビート等様々なリズムの曲が演奏されている。
有名曲が数曲トラックされているが、イントロのアレンジが極めて独特で
違う曲にすら聴こえてくる。
Vivo Sonhando(夢見る人)、Omoro-Samba do Orfeu(メドレー:悲しみのモロ〜オルフェのサンバ)、
Reza(祈り)、Mas Que Nada(マシュ・ケ・ナダ)みな然りである。
その辺の面白さのせいか本作は一時期クラブファンの買いあさりを生んだらしい。
メンバー的には奇才シヴーカ(アコーディオン,ギター,キーボード,ヴォーカル)や
ドナルド・マクドナルド(ドラムス)の参加が注目されるところで、特にシヴーカは
マルチタレントな奇才で独特のバッキングヴォーカルやアコーディオンでその片鱗を見ることが出来る。
少々マニア度が高いかもしれない。
しかし、今聴いても歴史的価値以上のものがあると思われる。
1960年代後半のブラジルミュージックシーンの動向と、
ボサノバの栄枯盛衰に興味がある方には
是非ともお聴きになっていただきたい作品といえる。
| 1.Listen to me リッスン・トゥー・ミー 2.Vivo Sonhando 夢みる人 3.If you want to be a lover イフ・ユー・ウォント・トゥー・ビー・ア・ラヴァー 4.O moro - Samba do Orfeu 悲しみのモロ〜オルフェのサンバ 5.Minha Lagoa アワー・ラグーン 6.A waltz for Diane ワルツ・フォー・ディアーニ |
7.Reza 祈り 8.Mas Que Nada マシュケナダ 9.Alicinha アリシーニャ 10.I know you go for me アイ・ノー・ユー・ゴー・フォー・ミー 11.A trip to Brazil ア・トリップ・トゥー・ブラジル |
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