World-France-Screen Music-Piano : ★★★★☆
映画音楽の名曲を作者自身のピアノトリオで楽しむ
ミシェル・ルグラン・トリオ、1991年パリのアコースティスタジオでの録音。
作編曲、演奏、ミュージカル出演と多才なミシェル・ルグラン。
本作品は自作自演ということで、スタンダード曲として定着した数々の名曲を
自ら率いるピアノトリオで披露する。
ミシェル・ルグランはスクリーンミュージックやミュージカル等の作曲家として
知らないもののいない大家として有名だが、奏者としても「ルグランジャズ」を始め、
ジャズピアニストとして多方面で活躍している。
特に「ルグランジャズ」は1958年、ミシェル・ルグラン28才の時の作品で、
マイルス・デイビスやジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスといったジャズ界の大御所を
従えて録音されたリーダー作として有名である。
ミシェル・ルグランの曲というと映画やミュージカル用に書き下ろされた耽美的で美しい旋律。
そしてそれを支える鮮やかなコード進行が特徴で、その完成度故に
もはやアレンジの余地がないかに思える。
特に、ピアノトリオという小規模の人数での演奏においては
誰が弾いても同じような曲にならないかと心配にすらなる。
しかし、さすがは自作自演。曲の全てを知り尽くしているのあろうか。
見事なまでの編曲で聴くものを圧倒する。
特に「シェルブールの雨傘」などは、何小節もないテーマのフレーズを
幾ようにもアレンジして聴かせてくれるので驚かされる。
名曲が揃っている上に、その編曲を心行くまで楽しめる作品。
是非お聴きになっていただきたい。
| 1.What are you doing 2.The summer of おもいでの夏 3.You must believe in spring 4.Once upon a summer time 5.Golden sun 6.Ask yourself why 7.Brians song |
8.His eyes-Her eyes 9.I was born in love with you 10.I will wait for you シェルブールの雨傘 11.After the rain 12.Parisian blue 13.I will say goodbye |
Michel Legrand : piano
Mark Le Bevillion : bass Andre Ceccarelli : drums
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