World-France-Pops : ★★★★☆
アンサンブルに溢れる躍動感を与える。
ミシェル・ベルジェ、1975年の作品。
1970年代フレンチポップスの影に表に革命的な影響を与えたミシェル・ベルジェ。
彼の活動は自身の作品にも、プロデュースした様々なアーティストの作品にも
鮮やかな色合いを残している。
もともと著名な医学者の子として生まれたベルジェは
幼い頃から音楽の才能に目覚め、16歳でデビューする。
ポップス界で活躍する中、哲学の学位を取得したり
多感な時期に充実した日々を送る。
やがてヴェロニク・サンソンとの運命的なコンビが結成。
公私に渡る充実した日々。そして2年後突然の破局。
この作品はそんな失意の中、音楽に没頭していた時期の作品である。
フレンチポップスの中にあってリズムを軽視しないその態度は、
彼の完璧なアンサンブルに溢れる躍動感を与えている。
やがて将来の伴侶フランス ギャルとの活動につながる
苦悩の時期の作品は、今聴いても新鮮な輝きに満ちている。
ヴェロニク・サンソンはこのミシェル・ベルジェとの破局について、
自身「人生最大の過ち」と評し、フランス・ギャルの許可を得たとして
ミシェル・ベルジェのトリビュート作品まで作成しているが、
フランス・ギャルにとっては複雑な心境であろう。
ミシェル・ベルジェがフランス・ギャルに捧げた曲まで歌っているのだから・・・。
それにしても多才なミシェル・ベルジェ。心臓発作で45才にして夭折したのが残念でならない。
| 1.Medina 2.L'enfant triste 3.Qui m'attend 4.Ou es - Tu 5.L'amour est la 6.Ose |
7.Seras - Tu la 8.Si Tu Ecoutes Mes Doigts 9.Laisse - Toi Vivre 10.J'aime 11.L'amour existe encore 12.Que l'amour est Bizarre |
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