![]() Senhora da Lapa |
World-Portugal-Fado : ★★★★☆
ポルトガルの新星歌手マリア・アナ・ボボン、1997年〜1998年録音の待望の初リーダー作。リスボンのゴシック教会で録音された本作は、もともと聖歌隊に所属していたマリア・アナ・ボボンがポルトガルの教会音楽やファドを昇華し、現代的で透明感のある新しい音の創造に成功した作品である。
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メンバー構成としては、マリア・アナ・ボボンのヴォーカルを中心に、ジョアン・パウロ・エステヴェス・ダ・シルヴァが半数の曲の作曲とピアノ、リカルド・ロシャが2曲の作曲及びギターラ(ポルトガルギター)、ピーター・エプスタインがサックスで参加している。
ジョアン・パウロの弾くピアノ、ハンブルグ・スタンウェイのフルコンサート・グランドピアノの音色は、マリア・アナ・ボボンのクリアなヴォイスと絡み合い絶妙の音楽世界を展開する。いわゆるファドは6曲目の「Espelho Quebrado」のみ。しかし、それもアマリア・ロドリゲスのようなファドとは全く違う。ひんやりとした石造りの教会の凛とした雰囲気、そして透明感のあるヴォーカルの中に心温まる希望を感じさせる。アルバム全体を通してそんなイメージに触れる事が出来る作品である。
Maria Ana Bobone : voz Richard Rocha : guitarra on tracks 5,8and11
Joao Paulo : piano Peter Epstein : soprano and alto sax on tracks 2,6and10
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