リシャール・ガリアーノ、パリのファーバースタジオにおける録音。
1998年5月8〜10日のセッション(track2,3,4,6,7,11,12)と、
1998年6月8日のセッション(track1,5,8,10)を収めた作品となっている。
前者のパーソナルは、
リシャール・ガリアーノ(accor)、ジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク(b)、
ダニエル・ユメール(ds)、ミシェル・ポルタウ(ss)(1曲のみ参加)。
後者は、
リシャール・ガリアーノ(accor)、レミ・ヴィニョロ(b)、アンドレ・セカレリ(ds)
ジャン・マリー・エカイ(g)(2曲のみ参加)。
それぞれのセッションでミシェル・ポルタウのソプラノサックス(track4)、
ジャン・マリー・エカイのギター(track1,10)といった4人目の奏者がトラック
されているが、基本的にはアコーディオン、ベース、ドラム
によるトリオの演奏と思って差し支えない。
前作「ブロウアップ」がミシェル・ボルタウとのデュオによる
ライブ作品であったのに対し、本作はスタジオ録音。
ライブ盤にはライブ盤の良さがあるが、アコーディオンという
楽器の特徴もあるのかもしらない、スタジオ録音の本作は
ミキシングが非常に良く、各楽器のバランスが非常に良い。
リラックスしながら、しかし、熱い演奏を聴かせてくれる。
ブラジルの奇才マルチプレイヤー、エルメート・パスコアルの「ベベ」に始まり、
スクリーンミュージック界の巨匠ミシェル・ルグランの「ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング」等、
リシャール・ガリアーノのオリジナル曲の合間にユニークな選曲が織り込まれている。
フレンチタッチというタイトルの意味するところは、おそらくフランス
の曲を演奏するという意味ではなく、様式にとらわれない楽曲の、即ち
究極的には万物のフランス流解釈とでもいえるのではないだろうか。
リシャール・ガリアーノの魅力が詰まった作品。
| 1.Bebe 2.A French Touch 3.J.F. 4.Caruso 5.Heavy Tango 6.Sanguine |
7.Augusta 8.You Must Believe in Spring 9.Passarinho 10.Sanfona 11.L' Envers du Decor 12.Tacot Blues |
Jean-Francois Jenny-Clark : bass Daniel Humair : drums
Remi Vignolo : bass Andre Ceccarelli : drums
Michel Portal : soprano sax Jean-Marie Ecay : guitar

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