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マドレデウス (Madredeus)

  

マドレデウス (Madredeus)

ポルトガル ポップユニット

1986年、ポルトガルミュージックシーンをリードしてきた2人のアーティスト、 ペドロ・アイレス・マガリャンエス(ギター)とロドリーゴ・レアン(キーボード) が、ポルトガルのアルマ(心)を音楽で表現すべく新しいユニットの創造を模索 していた。その根幹にあるのは、「豊かなポルトガルの自然を表現すること」と 「室内楽とフォルクローレの融合」である。1年の月日をかけてメンバーを集め、 1987年春にリスボンのマドレ・デ・デウス地区にある教会を本拠として活動を始めた。

中でもヴォーカルのテレーザ・サルゲイロとの出会いは2人にこのユニットの誕生 を確信させるに十分なもので、彼女の透き通るような歌声はその後のマドレデウス の経緯を持ってしても欠かす事の出来ない存在となっていく事になった。

テレーザ・サルゲイロ(ヴォーカル)、ペドロ・アイレス・マガリャンエス(ギター)、 ロドリーゴ・レアン(キーボード)、ガブリエル・ゴメス(アコーディオン)、 フランシスコ・リベイロ(チェロ)という編成でスタートしたこのユニットは、 活動の拠点としていた教会のあった地区の名前をとってマドレデウスと 呼ばれるようになっていった。

1987年にファーストアルバム「マドレデウスの日々」、1990年にはセカンドアルバム 「海と旋律」を発表。「海と旋律」はポルトガルディスクチャートで1位、 更にはゴールドディスク受賞を成し遂げ、一躍その名を知らしめる事となった。

1993年に新たにジョゼ・ペイショート(ギター)を加え6人編成となったマドレデウスは、 1994年になるとよりワールドワイドな活動を視野にいれた音楽性へと変遷する事になる。 サードアルバム「陽光と静寂」の発表、映画「リスボン物語」への楽曲提供及び出演は その方向性の変化を決定付けるもので、この事と関連してかオリジナルメンバーである ロドリーゴ・レアン(キーボード)が脱退し、カルロス・マリア・トリンダード(キーボード) が参加する事になる。

1997年、マドレデウス結成の根幹の一端を担っていた「室内楽とフォルクローレの融合」 を揺るがす事態が起きた。フランシスコ・リベイロ(チェロ)とガブリエル・ゴメス(アコーディオン)の脱退である。それぞれ、室内楽とフォルクローレの要所を担当する音を構成していたパートだけにユニット存亡の危機であったといっても過言ではないだろう。 しかし、フェルナンド・ジュディス(ベース)を加入させて発表したアルバム「風薫る彼方へ」において周囲の不安を払拭する快作を発表し危機を乗り切った。1998年にはリスボン万博でコンサートを行いその後活動を休止する。そしてテレーザ・サルゲイロの出産後、活動再開。

2001年には「ムーヴメント」を発表。更に音楽的に進歩を見せたマドレデウスは、その存在を作品の発表をもってアピールした。その後、2004年に「無限の愛」、2005年に「美しき我が故郷」を発表している。


<レビュー掲載作品>

マドレデウス / 海と旋律
Existir
マドレデウス、1990年発表のセカンドアルバム。テレーザ・サルゲイロの透き通るような歌声は4人の伴奏の下、ポルトガルのアルマを表現している。ポルトガルのディスクチャート1位、ゴールドディスクを獲得した名盤。「海と旋律」はホンダ・アコードのCMにも使用され日本でも馴染みのある曲。

 詳細ページは → こちら
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マドレデウス / ムーヴメント
Movimento
マドレデウス、2000年録音の6作目。メンバーは前作と同じで、プロデュースはペドロ・アイレス・マガリャンエス。テレーザ・サルゲイロの美声が全面的に押し出された初期作品に比べ、各メンバーの個性が比較的均一に表現されている作品と思われる。

 詳細ページは → こちら
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<ライブレポート>
Madredeus 2006/12/7

<オフィシャルサイト>
Madredeus
<参考文献>
マドレデウスの部屋

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プロフィール/バイオグラフィー | Comment(4) | TrackBack(1) | 2006年06月10日  posted by 日向葵
この記事へのコメント
こんばんは。私もこのアルバムは好きです。
アントニオ・シャイニーニョのアルバムではテレーザ・サルゲイロがオーソドックスなファドを歌っています。これも良いですよ。
Posted by Fei Guomin at 2006年06月13日 02:53
●Fei Guominさん
いつも情報ありがとうございます。テレーザ・サルゲイロの透き通るような歌声は、マリア・アナ・ボボンやクリスティーナ・ブランコ等、最近のファド歌手に通じるものがあるような気がします。早速聴いてみたくなりました。
Posted by 日向葵(ponty) at 2006年06月15日 02:04
すみません。ポカミスです。
アントニオ・シャイニーショではなくて、シャイーニョでした。Antonio Chainho。
一緒にやっている曲はSombra (fado nocturno)。実はテレーザ・サルゲイロのソロアルバム「Obrigado」にも入ってました。
http://www.internetbookshop.it/cd/ser/serdsp.asp?e=0094634529228#
↑で聴ける2曲目です。ちなみにこのアルバム、最後の曲は、なんとManha de carnaval。ハマリすぎです。
Posted by Fei Guomin at 2006年06月17日 00:48
●Fei Guominさん
ご丁寧にありがとうございます。Fei Guominさんの情報はいつも正確で助かりますw今後ともどうぞよろしくお願いします。
Posted by 日向葵(ponty) at 2006年06月19日 04:04
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マドレデウス、解散へ
Excerpt: 本誌ラティーナ11月号でも、来日を前にしたマドレデウスへのインタビューを掲載し、5年ぶりの来日を手放しで歓迎するつもりだった。が、しかし、本日マドレデウスが06年内の活動を持って解散することがわかった...
Weblog: Blog Latina
Tracked: 2006-10-19 15:56