World-Brasil-MPB : ★★★★☆
ブラジルの熱い息吹
ジャヴァン、1982年発表の5作目にあたるアルバム。Som Libreから4枚の秀作を発表し、CBSへ移籍後初となるアメリカデビューアルバムでもある。
ジャケット写真はジャヴァン許可の下、日本側で製作されたものであり、
オリジナルの写真はこちらとなっている。
正直いって最初の印象はあまり良くなかった。ポップすぎると思った。
メロディはいいがリズムが単調で、すぐ飽きてしまうだろうと思っていた。
スティービー・ワンダーの参加など、なんかビッグすぎて穿った思いを持ってしまった。
MPBの啓蒙にも商業的にも成功したが、その先が感じられない作品とまで思った。
しかし、改めて聴いてみると爽やかでいいではないか。
リズムの弱さは今でも確かに感じるが、
明快なリズムこそこの音を生かしているとも感じられる。
ジャヴァンの魅力はそのヴォイスと楽曲にある。
神の声といわれたミルトン・ナシメントを彷彿させる
「とおった声」は聴くものを包み込み魂を揺さぶる。
そして、美しい楽曲はヴォイスの魅力を遺憾なく発揮する。
スティービー・ワンダーが当時アメリカでは無名だったジャヴァンの申し出を快諾したのは正にその点を見抜いたのではないだろうか。
まずは一曲目の「SAMURAI」を聴いていただきたい。
この一曲にアルバムのコンセプトが集約されているといえよう。
哀愁漂うスティービー・ワンダーのハーモニカとジャヴァンの声は
言葉の壁を通り抜けて語りかけてくる。
「Luz」「Sina」「Acai」と魅力ある曲が続き、
思わず書いていても熱くなってしまうが、
あとはお聴きになってみて確かめていただくのが一番かと思う。
どうぞブラジルの熱い息吹を感じていただきたい。
| 1.SAMURAI 2.Luz (光) 3.Nobreza(高貴な女) 4.Capim(カピーム) 5.Sina |
6.Petala(花) 7.Banho De Rio(水浴び) 8.Acai(椰子) 9.Esfinge(スフィンクス) 10.Minha Irma(妹) |
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ブラジルといえばジルベルト&スタン・ゲッツのLPしか知らなかった私は、炸裂するジャバン節に「こ、これがブラジル音楽ってやつか」と驚愕したものでした。
あの美声は変わりませんねえ。最近のアルバムも好きです。
めっちゃ参考になります!
音楽の視野を広げるという意味ではいい刺激ですねラテンミュージックは☆
最近コロンビア出身やけど、フアネスにハマっています!
他にいいアーティイストがあれば教えてくださいね!
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ジャヴァンの「Luz」ですね!初めて聴いたときは背筋がブルブルッとなりました。伸びやかな声、シンプルだけど美しいメロディ・・・
私がブラジル音楽を聴く契機になったアルバムの1つです。ホント、いいですね〜♪その後ミルトン・ナシメントを聴いたときは、崇高さと大地を思わせる声にゾクッ、ドリ・カイミの深〜い声にゾクッ、てな具合でも〜ブラジル音楽最高っス!ドリ・カイミの新作情報があったら是非教えてください! では失礼します。
DjavanがMPBとの出会いでしたかぁ。日本では「SAMRAI」の曲名もあってかDjavanはとても人気ですよね。あの頃のエレクトリックピアノの音作りはとても好きです。
ここではいろいろな音楽に触れるきっかけとなるように、レアモノを省き手ごろな値段で購入できる重要音源を紹介しています。結果、広く浅いものとなりがちですが、もう少しレビューが増えてきたらアルバムやアーティスト以外にも、音楽ジャンルなど様々なアプローチから検索しやすいようにしていきたいと思っています。ご紹介のフアネスも聞いてみたいと思っています。またどうぞお越しください!
ドリ・カイミですかぁ。いいですねぇ。カイミ一族は二世代目アーティストが多いブラジル音楽シーンの先駆けのようなものですよねwでも、みな実力の持ち主。すばらしいですw