エレクトロ・コーコ (Electro Coco)
コーコ,エレクトロニカ
エレクトロコーコはブラジルの音楽コーコをエレクトロニカで演奏するというコンセプトを持ったオランダのユニットで、2003年10月に結成された。コーコ(Coco)はタンバリンに似た楽器であるパンデイロを伴奏に歌うブラジル北東部(ノルデスチ)の音楽で、アフリカに起源を持つアフロブラジルのダンスミュージック。
エレクトロコーコ結成前、ブラジル人ヴォーカリストViviani Godoyはブラジルのサンパウロで歌手や女優として活動していた。19才の時にオランダのアムステルダムに移り住んでからは歌手に専念し、現地のブラジル人やジャズダンスバンドとセッションを重ねた。この中でコーコとエレクトロニックダンスグルーヴを結び付けられないかと思い立ったのがエレクトロコーコの始まりで、このアイデアに英国人のDJ Grahamとオランダ人プロデューサーで様々な楽器の演奏家でもあるAlain Eskinasiが耳を傾けた。
試行錯誤の末出来上がった音は、まずはオランダの小さなステージで演奏された。しかし、あっという間に評判となり2〜3ヶ月の後には街中の話題に、そしてその年の12月31日には4000人を前に演奏する機会に恵まれた。ファーストアルバムの「Coco do Mundo」をリリースするとCDもライブも各方面から高い評価を受け、オランダのグラミー賞ともいわれるエジソン賞を受賞した。
エレクトロコーコの音は様々なブラジルの音楽を取り入れ、強力なエレクトロニックダンスグルーヴに乗せて聴かせるものである。しかもその過程でブラジル音楽のメローな感覚を損なうことなく仕上がっている。ブラジル音楽のエッセンスを失うこと無しにドラムンベースとレゲエの要素を抽出しクラブミュージックに仕上げた音。それがエレクトロコーコなのである。
Jeannine La Roseはリードヴォーカルでスリナムのパラマリボ出身。ブラジルバイーア州のサルヴァドールで育ち、現在はオランダのアムステルダムに住んでいる。そして前述のAlain Eskinasiはキーボード、Roel Callisterは西インド諸島のアンチル列島出身のパーカッション奏者、 Mischaはアコースティックベース奏者、Ulrich de Jesusはギター奏者。また、ライブになると毎回Prafulがサックスとフルートで参加する。
短期間で一気に表舞台にのし上がって来たエレクトロコーコ。今後とも非常に期待されるアーティストといえよう。尚、オフィシャルサイトにてライブ映像を無料で試聴することが出来る。ご覧いただきたい。
![]() Coco Do Mundo |
エレクトロ・コーコ、2005年リリースのデビューアルバム。コーコとの融合で複雑に絡み合う”うねった”エレクトロニカが生まれた。オリジナル曲が4曲で残りはカヴァー曲である。ファーストアルバムとしてはなかなかの出来なので次回作にはオリジナル曲を期待したい。 詳細ページは → こちら 購入ページは → こちら |
Electro Coco

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