ブラジル-ソウル/R&B

Bruno E. / Alma Sessions

Bruno E. / Alma Sessions
Alma Sessions
World-Brasil-Neo Soul/Electronica : ★★★★☆

ブルーノ・エ、2005年発表の3作目。多数のゲストを迎えて作成された本作はザントーン・ブラックサラ・アン・ウェップのヴォーカルテイクのみロンドンで録音され、その他はサンパウロで録音された。プロデュース/アレンジはブルーノ・エ自身が行い、マスタリングはマッド・ズーが行った。

1.soul storn
2.alma
3.mister modernismo
4.... is love
5.feel
6.a tempestade
7.welcome home
8.claras revolucoes
9.sons
10.alma take 2
11.the birth of a star
   
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ブルーノ・エジャイルス・ピーターソンの高い評価を受け、海外進出を図るトラーマレーベルの期待を一身に集めているアーティストである。本作では海外からもゲストを迎えてネオソウルフィーリング溢れるエレクトロニカを展開している。

ほぼ1曲に1人の割合でゲストが参加している。1曲目の「ソウル・ストーン」は故エリス・レジーナの夫セーザル・カマルゴ・マリアーノのフェンダーローズが心地良いジャズフィーリング溢れる作品。2曲目の「アルマ(魂)」はタイトル曲ともいえる曲でザントーン・ブラックの歌唱が引き立つネオソウルの曲。3曲目の「ミスター・モデルニスモ」はヴォーカルに奇才トン・ゼーを迎え1920年代のサンパウロにおける芸術運動を歌っている。妻であるパトリシア・マルクスのヴォーカルが入った曲も3曲入っており、気心知れたやり取りを感じることが出来る。8曲目の「クラーラス・リヴォルーソンイス」などは元々ボサノヴァヴォーカリストだったパトリシア・マルクスのノンヴィブラート唱法が堪能できる。

エレクトロニカは全体的にサンプリングされたドラムが単調な場合が多く、リズムを楽しめる音楽でない場合が多い。本作もおそらくサンプリングされたドラムを用いており、多少の変化を持つ曲もあるが物足りなさを感じる。折角ソウルフィーリング溢れるヴォーカルの海外テイクも実現したのだし、打ち込みでやらなければいけないようなドラムプレイはないのだから、もう少しリズムにも創造性溢れるものが欲しかった。

とはいえ、クールなクラブミュージックとして十分存在感のある音で、変にリズムにこだわるよりもこういった作りの音楽の方がヨーロッパ受けする。そういう意味でもトラーマレーベルが海外向けに作った音という事が出来るだろう。ハウス等の4つ打ちが好きで、お洒落な音を好む人には最適の作品。4つ打ちよりは豊かなリズムバリエーションを持っている。

Bruno E.  Patricia Marx  Cesar Camargo Mariano
Tom Ze  Xantone Blacq  Sarah Anne Weeb  Silvera

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posted by 日向 葵 (ひゅうが あおい) at 2006年09月22日 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル-ソウル/R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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