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Salif Keita / Folon

  
Africa-Pops : ★★★★☆


サリフ・ケイタ、1995年リリースのソロ活動4作目で、プロデュースはウォリー・バ ダルーが担当。「フォロン」は「過去」の意味という。実際サリフ・ケイタが以前所属していた「アンバサダーズ(ル・ザンバサデュール)」の曲「マンジュ」を始め、過去に録音した曲やサリフ・ケイタのルーツに関わる曲が多数収録されている。

しかし、過去に関わる曲を取り上げたからといってノスタルジックで感傷的な音になる訳ではなく、サリフ・ケイタ特有のアグレッシブで現代的なフュージョンサウンドに仕上げられている。その様は、過去へ回帰することで未来へと大きく飛躍していく進化を象徴するようである。

この過去への回帰は本作に留まる傾向でなく、この後に続くアルバムにもそれまでと違った変化がおきていくことになる。どういうことかというと、エレクトリックなフュージョンサウンドに偏っていたサリフ・ケイタの音楽性が、本作を契機として次第にアコースティックな伝統的な音楽へ傾いていくのだ。

7曲目「Seydou」に込められた原始的で音楽の原風景を見るような曲調は、アルビノに生まれ厳しい差別に悩んだ葛藤を昇華したサリフ・ケイタの姿を見て取ることが出来る。

サリフ・ケイタが新たな時代に足を踏み入れた瞬間を感じることが出来る作品ということができるだろう。

1.Tekere
2.Mandjou
3.Africa
4.Nyanyama
5.Mandela
6.Sumun
7.Seydou
8.Dakan-Fe


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アフリカ-ポップス | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006年09月28日  posted by 日向葵
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