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World-Brasil-Soul/R&B : ★★★★☆
Ed Motta、2001年録音の通算6作目の作品。「As Segundas Intencoes do Manual Pratico 2000 (邦題:パーティーマニュアル vol.2)」から1年の歳月を経てリリースされた本作は、ディスコサウンド風でポップなコンセプトの前作から一転し、やや内省的で奥の深い内容になっている。 |
ホーンセクションを使用しつつもどちらかというとリズム楽器中心の音作りだった前作に対し、ここでは積極的にブラスを使用している。更には、前作ではGlauton Campelloに任せていたFender RhodesやWurlitzerといったエレクトリックピアノを本作ではEd Motta自身が弾いている。これらの試みはEd Mottaの演奏が、そして楽曲全体としてヴォーカル中心から器楽中心の編成に転換した結果なのではないだろうか。
ジャズ色が強いソウルといった感じである。聴きやすかったが飽きやすかった「パーティーマニュアル」のシリーズよりも個人的にはこちらの方が好みである。もちろんどちらも好きなのだが。純白のジャケット写真には、このジャズへの回帰が表現されているのかもしらない。
6曲目「Valse Au Beurre Blanc」や11曲目「Madame Pela Umburgo」のヨーロピアンデカダンス風の曲はEd Mottaお得意のスパイシーな味付け。8曲目「A Balada Do Mar Salgado」ではゲストLeila Mariaの歌声を聴くことが出来る。いずれもクールな装いを保った絶妙の味付けである。
ブラジルソウルミュージックシーンに一際異彩を放つEd Mottaの魅力が満載されたアルバムといって良いだろう。
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