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デュオウード (DuOuD)

  

デュオ・ウード (DuOuD)

ウード デュオユニット

ウードは主にイスラム圏で使用される弦楽器でギターやリュート、琵琶の元になった楽器といわれている。西洋音階である12音階よりも細かく分けられた1/4音や1/8音といった微分音を要求される難度の高い楽器である。(詳細はこちら)このウード奏者2人によるデュオユニットがデュオウードで、ウードにピックアップをつけたエレクトリックウードに打ち込みのプログラミング技術を合わせて演奏するのが彼等の基本的なスタイルである。

ウードとプログラミングを担当するスマッジ(1966-)はチュニジア生まれ。5才時にフランスに移住したが、その後も定期的にチュニジアを行き来する生活を送った。このためスマッジのルーツには西欧の文化と同時にイスラムの文化もあるのだろう。11才の時にギターを始め、やがて音楽学校でジャズギターとサウンドエンジニアリングを学んだ。1990年代にドラムンベースと出会ったスマッジは打ち込み音楽に力を入れるようになり、イスタンブールのDoublemoonレーベルを中心に活躍している。

一方ウードのメーディ(1973-)はアルジェリア生まれ。16才の時にフランスに移住する。多感な時期にはロックに最も影響されたようだが、フランス移住後はウード奏者のムニール・パシールに影響されウードを学ぶようになった。やがてミクスカルチャーユニットであるEVOKAに参加し、ヨーロッパを中心に注目されるようになった。

1999年、スマッジとメーディはパリで出会い、デュオウードを結成することとなった。Evokaの前座やクラブでの活動を経て、2002年にファーストアルバム「Wild Serenade」が発表されると、BBCラジオ大賞でワールドミュージック新人部門賞を獲得した。

個人的には良くも悪くもフランス人から見たイスラム音楽の色合いが強いように感じる。しかし、優れた文化を有するイスラムの音楽における伝道師として彼等が活躍してくれるのを期待したいと思う。


<レビュー掲載作品>

デュオ・ウード / サカト
Sakat
デュオウード、2004年イエメンで録音の2ndアルバム。イスラムの中でも古典色が強いイエメンの音楽に取り込んだ意欲作。良くも悪くもフランス人の視点で捉えたアラブ音楽。打ち込みの使用といったポップなアプローチが何を意味しているのか。後の評価を待ちたい。

 詳細ページは → こちら
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プロフィール/バイオグラフィー | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006年10月17日  posted by 日向葵
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