![]() Live Session at Trama Studios |
World-Brasil-Soul : ★★★★☆
ウィルソン・シモニーニャ、2003年にトラマレコードのスタジオでライブ録音された3作目。基本的にエレクトリックなリズムセクションにブラス隊を加えたファンキーな音作りで、異母弟であるマックス・ジ・カストロの内省的な音作りとは対照的なホットなサウンドになっている。その一方で、ファンキーなソウルチューンが並ぶ中に突如アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「Caminhos Cruzados」がしっとりと挿入されている等ハッとさせられる選曲もあり、なかなかユニークなアルバムになっている。 |
トラーマレーベルはジャンルに拘らず良質な音楽を貪欲に集め、海外にも積極的に進出しようとしているブラジルのレコード会社である。エリス・レジーナの息子で、マリア・ヒタやペドロ・マリアーノとは異父兄弟となるジョアン・マルセロ・ボスコリが主催しており、所属するアーティストの層の厚さはトップクラスといっても過言ではないような気がする。
その意欲的なレーベルに身をおくウィルソン・シモニーニャが前2作の中から13曲を選びスタジオライブ作品としてリリースしたのが本作である「Introducing Wilson Simoninha Live Session Attrama Studios」。ファンキーなソウルを主軸に、ハードロック調のアプローチ、AORやジャズ風のアレンジ、そして初期のMPBサウンドまでバライエティに富んだ音が収められている。
トランペットのジュニオル・ガレンチ、サックスのウバルド・ヴェルソラット、フェンダーローズのマルセロ・マイタ等、息の合った演奏でウィルソン・シモニーニャを盛り立てる。ライブといってもスタジオライブなので肩の力が抜けたリラックスした雰囲気が感じ取れる。
*この作品はTramaレコードのWilson Simoninhaのページにて無料で全曲通して試聴出来ます。
Jerico : flugel horn Junior Galante : trumpet Marim Meira : trombone
Carlos Alberto : sax Ubaldo Versolatto : sax
Marcelo Maita : rhodes Tadeu Dias : guitar Marcio Forte : percussion etc.
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