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World-Portugal-Pops : ★★★★☆
マドレデウス、2000年にオランダで録音された4年ぶり通算6作目の作品。メンバーは前作「O Paraiso (風薫る彼方へ)」と同じで、テレーザ・サルゲイロ(vo),ペドロ・アイレス・マガリャンエス(g),ジョゼ・ペイショート(g),フェルナンド・ジュディス(b),カルロス・マリア・トリンダード(k)の5人。楽曲はペドロ・アイレス・マガリャンエス,ジョゼ・ペイショート,カルロス・マリア・トリンダードによるもので、プロデュースはペドロ・アイレス・マガリャンエスが担当している。 |
独特の音楽観で世界のリスナーを虜にしてきたマドレデウス。ポルトガルのアルマを表現するという点でファドと比較されることが多いが、やはりマドレデウス固有の音楽というのが正しいであろう。1987年のデビュー以来、数回に渡るメンバーチェンジ、テレーザ・サルゲイロの産休等を経て現在に至るのだが、時代の変遷に伴ってマドレデウスの音楽も移り変わってきた。初期の作品がテレーザ・サルゲイロの透き通るような声を前面に押し出したものであったのに対し、最近の作品ではテレーザ・サルゲイロばかりを浮き上がらせるのではなく、楽曲全体のバランスに重きをおいた作風になっているような気がする。
先程マドレデウスはファドとは違うと述べたが、近年のマドレデウスは前衛的ファディスタのドゥルス・ポンテスの音楽に通じるものを感じることがある。ファド歌手でありながら様々な音楽とのクロスオーヴァー化を図るドゥルス・ポンテスの音は、元々ポピュラー音楽の土壌で活躍していたペドロ・アイレス・マガリャンエスとロドリーゴ・レアンのオリジナルメンバーの近未来的構想に近かったのかも知らない。それが今になって実を結んできたように感じられるのだ。もちろんマドレデウス初期の作品は素晴らしいが、マドレデウスは新たな展開を迎えることになりそのルーツが初期メンバーの構想の中に既にあったのではないかと思われるのだ。
ポルトガルという栄枯盛衰を味わってきた国だけに、他の国にはない視点がある。その表現から学ぶ事は多くあり、充実した時間を提供してくれる。
Teresa Salgueiro : voz
Pedro Ayres Magalhaes : guitarra classica Jose Peixoto : guitarra classica
Carlos Maria Trindade : Sintetizadores Fernando Judice : guitarra baixo acustico
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相変わらず色々と聴いてますねー(笑)
またちょくちょく見にきますね、よろしくです。
ちょっと休養してましたが、またゆるゆると再開しています。どうぞまたお越しください!