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Brasil-Fusion/Electronica : ★★★★★
アジムス、2000年録音の24作目。ジョゼ・ホベルト・ベルトラーミ(キーボード)、アレックス・マリェイロス(ベース)、イヴァン・コンチ(ドラム)の3人からなるブラジル産フュージョンユニット、アジムス。最近クラブミュージックシーンで再発見著しい彼等。時代がやっと追いついたという感じがする。本作でも多彩なゲストを招き、独特の世界観を構成している。 |
アジムスは1960年代末から1970年代初頭(文献によって記述が異なり正確なところは良く分からない。)に結成されたブラジリアンフュージョンユニット。あらゆる鍵盤楽器を使いこなすキーボード奏者ジョゼ・ホベルト・ベルトラーミ、独特のうねるようなフレットレスベースプレイが特徴的なアレックス・マリェイロス、ドラムにパーカッションに幅広い演奏が特徴のイヴァン・コンチの3人に毎回多彩なゲストを迎えてアルバムが作られる。
アジムスの音楽はいわゆるフュージョンという言葉でイメージされがちな音とは少し違うかもしらない。アジムスの作るブラジルのフュージョンは、プログレッシヴロックを思わせるようなテクニカルな演奏、テクノやネオソウルを感じさせる作風、リミックスなどしないでそのまま聴いても十分新しい。キーボードのジョゼ・ホベルト・ベルトラーミはチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーが好きで、楽曲を取り上げたりもしているが、個人的にはリターン・トゥ・フォーエヴァーよりも新しく斬新な音だと思う。リターン・トゥ・フォーエヴァーを弁解させていただくなら、彼等はメインシーンとして不動の地位を得てしまったが為に多くのアーティストにその方法論が用いられ、今聴いても新鮮さを感じなくなってしまったのかもしらない。いずれにしてもアジムスの音の新しさは時代を感じさせるものではなく、また現在進行形のユニットである事も今後の活動に大きな期待を持つ事が出来る。
本作はフェンダー・ローズを中心にした美しいエレクトリックピアノによる洒落たメロディが、エロチックなまでにうねりのあるベースプレイと几帳面なまでのドラミングと相俟って、ソウルフィーリング溢れる都会的な音世界を構築している。クールなクラブミュージックを好む人にはうってつけの音なのではないだろうか。表面的なクールさに満足した後も、その奥に溢れんばかりのアイデアに満ちていることに気付く。そんな作品である。簡単には飽きさせない魅力がある。
Jose Roberto Bertrami : rhodes, mini moog, hammond organ, arp strings
Alex Malheiros : bass Ivan Conti : drums, percussion, effects
Rosana Jabeuca : vocal Ze Carlos : saxaphones Ze do Accordion : accordion
Zero : percussion Mingo Araujo : percussion
Roc Hunter : programming, production DJ Venumuz Viper Squad : remix
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