シルベリオ・ペソア スーパーライブ 六本木ヒルズアリーナ
-2007/5/2-
最早ブラジルを語る上でこれを抜きにしては語れない感もある北東部の文化。中でも音楽はあらゆるジャンルにその影響を強く残しており、ボサノバ等も例外ではない。ジョアン・ジルベルトは北東部バイーアの出身で、その演奏スタイルに魅力的な北東部のリズムが組み込まれている事は誰もが知っているところである。 今回、そんな北東部から期待の大型アーティストが来日した。来日決定が直前だった事もあり、業界を震撼させた1つの事件だったともいえる。シルベリオ・ペソアである。 彼のスタイルは北東部の様々な音楽を十分に理解した上で、ロックやファンクといった北東部以外の音楽の要素を組み込むというものだ。しかし、軽薄な洋楽志向とは全く異なる。その音には気骨が感じられる。それだけにライブには並々ならぬ期待を持っていた。
会場は六本木ヒルズ。このお洒落、言い換えれば軽薄な町に北東部の血が流れるのだ。先月の麻布十番でのBem Brasilも北東部特集だった。そして、この前のスマップスマップはブラジル料理のオンパレードだったw東京には何かが起きていると感ぜずにはいられない。 会場はホテルペルナンブーコ、カラフルな傘など、ヘシーフェをイメージさせるセットが組んであり否が応でも盛り上がる。リアルボルテージが最高潮に達した瞬間シルベリオ・ペソアは現れた。
何しろ、シルベリオ・ペソアを含めて6人のメンバーをブラジルから呼んでいるのだ。こんな贅沢なコンサートはそうそう観る事はできない。トライアングルにアコーディオンにカヴァキーニョにパンデイロ・・・。シルベリオ・ペソア自身も歌にサンプラーに1人何役もこなし、 無駄を一切感じさせない公演となった。欲を言えば金管が欲しいところだが、それを感じさせない魅力がステージにはあった。
シルベリオ・ペソアは予想以上に歌が上手く、表現力のある歌手だった。 男に使うのも変だが、艶めいていた。 エンターテイナーとしても一流で、説得力のある振り付けに、 「フレーヴォ!」のコール&レスポンス、 コーコステップを踏んでいたタマンコブーコのゆうこ女史を ステージに引っ張りあげたりと、大いに盛り上がった。 ステージが盛り上がりすぎたせいか、フォホーの曲でも ペアで踊る人がほとんどいなかったほどだ。 18:30という早いステージで、1時間半の公演はあっという間に終わった。 酒を飲む暇も無く終わってしまったという感じ。 明日はゴールデンウィーク後半の初日である。 まだ見ていない方も連夜ご覧になる方も、是非お酒を飲んでから駆けつけていただきたい!
●シルベリオ・ペソア@六本木ヒルズ 5/3(第2夜)
日時:5/3(木祝) OPEN:17:30 / START:18:30
場所:六本木ヒルズアリーナ
詳細:Silverio Pessoa



