World-Brasil-Soft Rock : ★★★★★
ジャズピアニストだったセルジオ・メンデスがボサノバの潮流に
加わり、やがて独自のポップス(ソフトロック路線)を構築する。
セルジオ・メンデス&ボサ・リオ・セクステットまでの流れである。
セルジオ・メンデス&ブラジル'66に至っては、ほぼその流れが
完成形に近づいており、ラリー・ホールのヴォーカルが生かされ
充実した完成度の高い女性ヴォーカルポップユニットに成長した。
そのセルジオ・メンデス&ブラジル'66から15曲、その後結成
(1971年)したセルジオ・メンデス&ブラジル'77から1曲を
ピックアップして作られたのが本作である。
ジョルジ・ベンの有名曲「マシュ・ケ・ナダ」に始まり、アントニオ
・アドルフォやアントニオ・カルロス・ジョビン、ドリヴァル・カイミ
の長男のドリヴァル・テトラス・カイミといったブラジル勢の曲。
サイモン&ガーファンクルやビートルズといったポップ/ロック勢、
更にはバート・バカラックやミシェル・ルグランといったイージー・
リスニングまで幅広い曲を網羅した本作は、陳腐な表現だが、
音の玉手箱といった装い。
これだけのジャンルの曲を自家薬籠中のものとしてしまうアレンジ術は
驚愕の一言に尽きる。セルジオ・メンデスが単なるポップス専門の
アーティストではなく、ポップスをやっているだけで、音楽に深い
造詣のあるアーティストであることが分かる。
今聴きかえしても、とても60年代後半の作品とは思えない程新鮮。
モダンポップカルチャーの再燃とともに、むしろ新しい音といえる。
そんな気さえする珠玉の1枚。どうぞお聴きになってみてください。
| 1.Mais Que Nada (マシュ・ケ・ナダ) 2.Scarborough Fair (スカーボロー・フェア) 3.With a Little Help from My Friends (ウィズ・ア・リトル・ヘルプ) 4.Like a Lover (ライク・ア・ラヴァー) 5.Look of Love (恋のおもかげ) 6.Night and Day (ナイト・アンド・デイ) 7.Fool on the Hill (フール・オン・ザ・ヒル) 8.Norwegian Wood (ノルウェーの森) | 9.Going Out of My Head (君に夢中) 10.Look Around (ルック・アラウンド) 11.So Many Stars (星宵のボサ・ノヴァ) 12.Daytripper (デイトリッパー) 13.Pretty World (プリティ・ワールド) 14.Wave (波) 15.Pais Tropical (パイス・トロピカル) 16.Watch what Happens (ウォッチ・ホワット・ハプンズ) |
リンク1:ヴェリー・ベスト・オブ
リンク3:ヴェリー・ベスト・オブ
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ブラジル音楽は幅が広く、どこから手をつけたら良いか迷いますよね。セルジオ・メンデスはポップな音で無難だといえますが、アメリカナイズされすぎておりブラジルの雰囲気が薄れているともいえます。じゃあ、ボサノバから聴くべきかというと、ブラジル本国ではボサノバのブームは10年と持たず一過性のムーヴメントだったようです。
よけい混乱させるような事を書いてしまいましたが、雑多なものが氾濫しているというのがブラジルの本質。結局のところ何から聴いても良いというのが結論のようですw
セルジオ・メンデスは若くしてデビューしたこともあり、今尚現役で頑張ってますね。今年も8月にセルジオ・メンデス&ブラジル2005として来日もしましたよ!
このベスト盤も買いですね。
寒いこの季節には、ボサノバを聞いて
暖かく過ごしたいですね。
また、宜しくお願いします。
セルジオ・メンデスは曲はボサノバのものを演奏することもありますが、基本的にボサノバとして演奏していないですね。むしろ音としてはポップスとかソフト・ロックに近いといえるでしょう。でも、ボサノバの曲をアメリカを通して世界に広めた功績は多大で、ボサノバのアーティストのように思われていることが多いです。いずれにしてもジャンルなど音を探す時の手段に過ぎないので、気に入った音にめぐり合えれば、ボサノバだろうとポップスだろうと構わないでしょうwいろいろな音をお聴きになってみてください。
この作品はセルジオ・メンデス&ブラジル'66のポップさが十分表現されていて、上手く出来ていると思います。女性ヴォーカルファンにはうってつけでしょう。
ホントにいっぱいありますね、セルメン作品。
こういうベスト盤は助かりますよね。
こちらのブログでは「ジャズ-ブラジリアンミュージック-その他のジャンルの音楽」というローテーションで1日1枚作品を取り上げることにしています。よろしかったらどうぞまたお越しください。
セルジオ・メンデスの作品は非常に多いですよね。セルジオ・メンデス&ブラジル'66に限っても「Sergio Mendes & Brasil'66」「Equinox」「Look Around」「Fool On The Hill」「Crystal Illusions」「Ye-Me-Le」「Stillness」と7作もアルバムがあります。また、その後直ぐにセルジオ・メンデス&ブラジル'77がスタートします。各時期によってサウンドが少し異なりますのでブラジル'66をお聴きになったらブラジル'77も聴いてみるとよいかもしりませんよ。
セルジオ・メンデスを聞いてボサに目覚めた感じなんで、勝手にブラジル音楽の師匠ですよ。
来年に新譜も出るそうで、プロデューサーがブラック・アイド・ピーズと微妙な感じもしますが、セルジオ・メンデスを知らない若い世代の人にも、もっと聞いて欲しいので、そういう意味では良いのかも・・・?
Brasil'66/Very Bestはいまだに聞きたくなる事があるので、やっぱり名盤ですよね。
他にもフローラ・プリムやアイアート・モレイラなんかも大好きです。
また、ちょくちょくのぞかせてもらいますね。。
確かにセルジオ・メンデス&ブラジル'66の「Very Best」は名盤だと思います。個人的な話で恐縮なのですが、基本的にベスト盤やコンピレーションアルバムは外れることが多いです。それは選曲や曲順に部外者の手が入ることが原因だと思っているのですが、この作品に関しては上手くいっていますよね。コンセプトが変わる度にバンドを作り直してきたというセルジオ・メンデスの方針がベスト盤を作りやすい環境を生んだのかもしりませんね。またどうぞおこしください。
ブラジル音楽はあまり詳しくありませんので勉強させていただきます。
セルジオ・メンデス&ブラジルはブラジル音楽というほどのものではありません。ポップスとして構えずに聴いていただければよいかと思います。どうぞまたお越しください。
セルジオ・メンデスは♪恋のカーニバル♪(邦題)をブラバン時代に演奏したのが最初でした。♪愛をもう一度♪(邦題)に入ってたと思います。
その後、♪マシュ・ケ・ナダ♪が入ったアルバムを買い、ブラジルの音楽を聴く入り口になってるのです。
ブラジル音楽を聴きはじめると、セルジオ・メンデスはポップすぎる、なんておっしゃる方もおりますが、この聴きやすさが私は好きです。
“気軽に聴けて心やすまる音楽”を探しに、ちょくちょく覗かせていただきますので、よろしくお願いします。
ブラスバンドをやってらしたのですか。素晴らしい!
セルジオ・メンデスは確かにアメリカンポップスの視点で見たブラジル音楽といった感じですが、別にジャンルにこだわる必要はないでしょう。ジャンルなど所詮楽しめる音楽を探す時の指標に過ぎないのですから!好きな音楽を沢山聴いてください。セルジオ・メンデスがお好きならボサ・リオやアントニオ・アドルフォのブラズーカ、G/9 Group等もきっとお気に入りになると思いますよ。