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Djavan / A voz e o violao

  
World-Brasil-MPB : ★★★★☆


百合の色香に誘い込まれるように

ジャヴァン、1976年録音のファースト・アルバム*。

日本でも人気の高いMPB(ブラジリアンポップス)アーティストのジャヴァン。アルバム「Luz(光)」で、スティービー・ワンダーと共演した「Samrai(侍)」等、楽曲もさることながら話題性も豊富である。

彼の伸びやかな声は、その斬新でユニークな楽曲と相まって彼独特の音楽世界を作り上げる。そんな彼のファーストアルバムが本作である。本作にも収録されている自作曲の「ファト・コンスマード」が歌謡フェスティバルに入賞したのがきっかけとなり製作されたといわれている。

その後の作品と比べてみると、ボサノバチックなアプローチを見せる 曲もあったり、全体的に牧歌的な作風でファースト・アルバムらしい。 とはいえ、ジャヴァンはファースト・アルバムにおいて既に彼の基本的な演奏スタイルを完成させている。その事が感じられる作品でもある。

エレクトリック・ピアノの使用は、ジャヴァンの北東部独特の歌唱法及びギターと上手く絡み、さわやかでマイルドな音を作り上げている。

特に代表作として名高い「フロール・ヂ・リス」は、アルバム1曲目にして一息ついた瞬間にジャヴァン・ワールドにいることに気付かされる。そんな曲である。

このバックを固めるのは、エリス・レジーナのバンドでの活躍が有名なルイザォン・マイア(b)を始めとして、アルタミロ・カヒーリョ(flute)メストリ・マルサル(perc)等。正に鉄壁の演奏陣といえると思う。

ジャケットの百合の色香に誘い込まれるように、誰もがジャヴァンに魅了されることだろう。

*「A voz, o violao, a musica de Djavan」がジャバンのファーストアルバムの正式なタイトルである。この「A voz e o violao」が何物なのかちょっと調べただけでは分からなかった。だが、曲目、曲順、更に演奏者まで本作は「A voz, o violao, a musica de Djavan」と同じようである。そんな経緯で「A voz e o violao」はファーストアルバムをリプレスしたものではないかと思っている。絶盤になって入手が困難な状況の「A voz,o violao,a musica de Djavan」に対し「A voz e o violao」は比較的手軽に手に入れることが出来る。しかしリプレスならばその過程で何故タイトルに変更があったのかよく分からない。ご存知の方がいらっしゃったらご一報お願いしたい。「A voz e o violao」と「A voz, o violao, a musica de Djavan」が同一作品だと仮定してこの場では当座のレビューを書かせて頂いた。

1.Flor de Lis
2.Na Boca Do Beco
3.Maca Do Rosto
4.Para-Raio
5.E Que Dues Ajude
6.Quantas Voltas Da Meu Mundo
7.Maria das Mercedes
8.Muito Obrigado
9.Embola a Bola
10.Fato Consumado
11.Magia
12.Ventos Do Norte
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A Voz e o Violao

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ブラジル-MPB | Comment(0) | TrackBack(1) | 2005年11月21日  posted by 日向葵
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