World-France-Chanson : ★★★★☆
若く危うい少年の情緒がありありとでている。
アダモ、2003年発売の2枚組みベストアルバム。
この作品は、アダモの60歳及びデビュー40周年の記念行事の一環
として、EMIベルギーが作成したコンピレーションアルバムである。
1964年から、1975年のアルバム「セ・マ・ヴィ」までに渡る、
アダモ初期の作品40曲が収められている。
「雪が降る」「サン・トワ・マミー」「ブルー・ジーンと皮ジャンパー」
等、当時の代表作を余すことなく収録し、若々しいアダモの歌声を
心ゆくまでじっくり楽しめる作品となっている。
アダモは1943年イタリアに生まれ、4歳時にベルギーに移り住む。
1961年ラジオ・リュクサンブール主催のコンクールでオリジナル曲
「もし打ち明けられたら」を歌い優勝する。コンクールの審査委員長は
シャルル・アズナブールで、アダモの才能を高く評価したという事だ。
1963年「ブルー・ジーンと皮ジャンパー」「サン・トワ・マミー」が
ベルギーでヒットし、1964年「雪が降る」のヒットでフランスでも人気が出るようになる。
以来今日に至るまで、世界中で9千万枚の売り上げを誇るアーティスト
となったアダモ。彼の歌う「愛」の形は「人類愛」そのものである。
1970年代、80年代、90年代と様々な社会派音楽の創作に勤しみ
文字通り様々な愛の形を歌ってきた。そこには戦争や中東問題など様々
なテーマが取り上げられており、必ずしも肯定的な内容ばかりではない。
しかし、様々な状況からの愛の形を表現しているといえよう。
本作はその社会派歌手としての基礎となる時代の作品で、
若く危うい少年の情緒がありありとでている。青臭いくらいだ。
しかし、真摯で、実直でもある。この年でしか出来ないことだと思う。
どうぞ若き日のアダモを聴いて、様々な思いにふけっていただきたい。
Disk : 1
| 1.Tombe la Neige (雪が降る) 2.Sans Toi, Ma Mie (サン・トワ・マミー) 3.En Blue Jeans et Blouson d'Cuir (ブルー・ジーンと皮ジャンパー) 4.N'Est-Ce Pas Merveilleux? (恋はすばらしく) 5.Crier Ton Nom (君の名を呼べば) 6.Amour Perdu (失わせし恋) 7.Vous Permettez, Monsieur? (一寸失礼) 8.Filles du Bord de Mer (浜辺の娘) 9.Nuit (夜のメロディー) 10.Dolce Paola (いとしのパオラ) |
11.Vot' Bon Coeur (どうぞお願い) 12.Quand Les Roses (バラの花咲く時) 13.Barbu Sans Barbe (ひげのないひげ男) 14.Ma Tete (僕の顔) 15.Si Jamais (もし、いつの日か) 16.Elle... (彼女) 17.Ballade A la Pluie (雨のバラード) 18.Viens Ma Brune (君わが胸に) 19.J'Aime (君を愛す) 20.Comme Toujours (いつでもそうさ) |
Disk : 2
|
1.Mes Mains Sur Tes Hanches (夢の中に君がいる) 2.Inch' Allah (インシャラー) 3.Meche de Cheveux (おさげの少女) 4.Ton Nom (君の名) 5.Elle Etatit Belle Pourtant (美しかったあの娘) 6.Larme aux Nuages (ひとつぶの涙) 7.Neon (ル・ネオン) 8.Amour Te Ressemble (愛は君のよう) 9.Notre Roman (二人のロマン) 10.J'A Tant de Reves Dans Mes Bagages (かばんの中には夢がいっぱい) 11.Ruiseau de Mon Enfance (想い出の小川) |
12.F...Comme Femme (エフ・コム・ファム) 13.Pauvre Verlaine (ヴェルレーヌ) 14.y a Juste un An (一年前の恋) 15.Valse d'Ete (愛のワルツ) 16.Oui, La Mer a Berce Tant d'Amour Dans le Creux de Ses Vagues le Temps d (ウィ・ラ・メール) 17.Demain Sur la Lune (明日は月の上で) 18.Petit Bonheur (小さな幸福) 19.J'Avais Oublie Que Les Roses Sont Roses (バラよ、ふたたび) 20.C'est Ma Vie (不良少年(ろくでなし) |
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いま、ここに書き込んだつもりで違うところに書いてしまったみたいです。
サイト内を見ていて、ミルトン・ナシメントのお勧めがないかと思って探してみたけど、ponty さんはミルトン・ナシメントは聴かない?
いい声ですよね。
最近聴いていませんねぇ。
音楽分が足りてないかもしれないです〜。
アダモは用事しながらじゃなくて、じっくり聴きたいし。。。。。
ちょっと関係のないTBで恐縮ですが、居間をつくりました。
エントリが散漫なので、どこにTB張ろうか迷うときはこちらをどうぞ。
ミルトン・ナシメントですか。自分はエリス・レジーナが歌っていた「ポンタ・ジ・アレイア」が好きだった関係で「Minas」を持っていますが、おすすめするなら「Milton」とか「Clube Da Esquina」などの作品が良いのではないでしょうか。
このブログの右のサイドバー「新着情報」にも書いておきましたがアダモが2006年3月に来日します。ここで挙げたベスト盤は若かりし頃のものですが、現在進行中のアダモと聴き比べてみるのも良いのではないでしょうか。
「居間」のお知らせありがとうございました。