1996年に結成した小曽根真 The Trio。本作は結成翌年の1月に
発表されたデビューアルバムであるが、The Trio 結成の背景には、ユニークなエピソードが残っている。
1995年、ヴァイブラフォン奏者のゲイリー・バートンのメンバー
としてノルウェイ号の船上ジャズフェスティバルに参加した小曽根は
そこで、ジミー・ヒースのバンドで演奏していた北川潔(b)に出会う。
同じ関西人として共鳴した二人はジャムセッションを通じてすぐさま
お互いの力量を認め合う仲となる。早速北川を加えての新バンド結成
をもちかける小曽根だったが、北川に紹介したいドラマーがいるとの
事で翌年の同船上フェスティバルを待つことになった。
1996年11月2日、
クラレンス・ペン(d)を加えた三人が始めて顔を合わせる。
小曽根真は当日用意してきた新曲中でもとびきりの難曲
「The Beginning」(二人の技術を確かめるつもりだったのだろう)と
ラテン調の曲「Esperanza」(リズム感を見たかったものと思われる)
の2曲を早速このトリオにぶつけてみた。
瞬間、小曽根は悟ったと言う。「これだ!とうとう探していた理想の
ミュージシャンに出会った!そして、北川潔君もクラレンス・ペンも
僕と同じように思ったに違いない!」と。
ノルウェイ号の小曽根真 The Trio の周りは人であふれかえり、床に
座って聴く人まで現れたという。
卓越したテクニックを持つも、テクニックのみに走らない小曽根真の
熱い演奏、ソロにバックに安定感のある北川潔のベース、手数もだが
音の入れる場所が半端じゃない!魅惑のブラシとスティック捌きの、
クラレンス・ペン。この魅力的な3人が偶然の産物で結成したザ・トリオ初のアルバムに、
豪華ゲスト、ジョン・スコフィールド(g)のプレイも加わり、更に熱を
帯びていく。スイング・ジャーナルが選定ゴールド・ディスクを与えた
のは正に当然の事。正しい評価をみて胸のすく思いである。
ちなみに先程挙げた問題の2曲は本作にちゃんと収められている事を最後に付け加えておきたい。
| 1.Beginning 2.Lazy Uncle 3.Fairy Dance 4.Esperanza 5.Home |
6.Tea for Three 7.Stinger 8.My Old Book 9.Happy Cat 10.Boon-Cha-Cha |
北川潔 : bass Clarence Penn : drums
John Scofield : guitar
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TB頂き、ありがとうゴザイマス♪
小曽根さんは、FM局で
『ASAHI KURONAMA OZ MEETS JAZZ』
という番組を持っています。
キャラクターがカナリ面白いですよ☆
http://www.j-wave.co.jp/original/ozmeetsjazz/
ではでは・・・ヽ(・▽・)ノ♪
小曽根さんは最近では2005年8月のブルーノート東京でThe Trioとして公演された時お会いしました。その時も楽しいMCを聞かせてくれたのですが、ラジオだったらもっとおしゃべりを聞く時間がありそうですね。エリート中のエリートなのに(だからか!?)すごく気さくでウィットに富んだ方ですよね。おしゃべりだけでもライブが出来そうですねwww