「恐山 銅之剣舞(どうのけんばい)」は、芸能山城組が1976年1月20日にビクター・レコード第一スタジオにて録音したファースト・アルバム。それぞれ組曲形式の「恐山」と「銅之剣舞」の二曲が収められている。「恐山」はロック形式のツインギタークインテットと芸能山城組がぶつかり合う攻防を、「銅之剣舞」は読経や義太夫を取り入れたコーラスからケチャへと至る芸能山城組のコーラスを満喫できる曲となっている。
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芸能山城組は、1953年に創設された「ハトの会コーラス」を母体として1974年に設立した混声合唱団。1966年、指揮者として山城祥二が就任すると、当時日本では稀だったブルガリア女声合唱に取り組んだ。1969年、「合唱団ハトの会」へ名称変更。ロシア民謡、グルジア民謡とレパートリーを加えていく。1970年、「恐山」初演。1973年、インドネシア、バリ島の芸能「ケチャ」の一部を初演。その中で、ハトの会は行き詰まり、翌1974年に芸能山城組発足。
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