「Ha Megfogom Az Ördögöt…(英語名:Once I Cath The Devil…)」は、Besh o droM(ベシュ・オ・ドロム)が2005年にリリースした、4作目となるアルバムである。ベシュ・オ・ドロムといえば、ハンガリーの民族音楽であるNepzene(ネプゼネ)を、ロックやファンク、スクラッチや打ち込みを使って現代的に表現するバンドだが、アルバム毎にその表現のアプローチもちょっとずつ違っている。今回のアルバムは全12曲中8曲が歌もので、メンバーのSzalóki Ági(サローキ・アーギ)とゲストのMiczura Mónika(ミツーラ・モニカ)による特徴的な2人の女性ヴォーカルをメインに持ってきた歌謡作品に仕上がっている。
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Szalóki Ági(サローキ・アーギ 1978-)は、Bognár Szilvia; Herczku Ágnes等と並び、現代ハンガリー音楽界を代表する女流歌手。 Ökrös、Besh o droM、Makám、Budapest Bár、Tony Lakatos、Balogh Kálmán等への参加、及び、ソロで精力的に活動している。ハンガリーの民族音楽を様々な手法で現代風に編曲する作風が特徴。
Szalóki Ági – A Vágy Muzsikál (2008)
サローキ・アーギ、ハングベトより2008年リリースの作品。
ビーンズ・レコードリリースの日本盤邦題は「想い焦がれて~カラーディ歌集」。
本作もハンガリーの民謡や古典を現代風に編曲して歌うスタイル。
テーマは、1930-40年代に女優及び歌手として活躍した
同郷のカタリン・カラーディ。ジャズコンボをバックにしっとりと、
それでいて時に明るいいつものサローキ・アーギが顔を出す。